起業家インタビュー

インタビュー 末松 謙治さん

起業に至った経緯を教えてください

サラリーマンでインターネット広告の代理業を約5年間行ってきました。当時、モバイル広告に参入している企業は多くありましたが、まだ発展途上段階で、媒体自体が増え続けており、未開拓な媒体や大資本が入り込んでいない、いわゆるニッチ媒体を囲い込める余地が十分あると感じていました。自分のクライアントもこれからモバイル広告をやっていこうというクライアントが多かった点で、独立するならこの分野しかない!と思い、起業しました。

起業することって末松さんにとってなんですか?

インタビュー風景

独立、起業したいと漠然と思い始めたのは、大学の就職活動で100社受けて全て落ちた時です。当時、積極採用していた体育会系のベンチャー企業に入社したのですが、そこで激しすぎる営業活動を行ってきた中で、将来必ず勝ちたいという思いがあったから、嫌な事や辛い事もまずは実行してみました。私の座右の銘でもありますが、まさに「臥薪嘗胆」(がしんしょうたん)です。でも今思うと就職活動で100社落ちた時、もしそこで運よく大企業なんかに受かってしまったら、それまでぬるま湯につかっていた私は淘汰されて、今頃はもっと苦しい思いをしていたと思います。何が正解なのかは、解らないものですね。

起業は人それぞれに、それまでの過程や経験も違いますので、全ての人にオススメとは正直いえないです。もしも”何かコレでいこう!”というものが無いのなら、いろんな事を吸収しながら働けばいいと思います。自分の限界を極限まで引き出すために、会社に属して他人に与えられた目標をやりきる事に注力すればいいと思います。そこから見えてくるものが必ずあるはずです。そして、”コレでいこう!”というものができれば、他人の価値観を吸収して己のパワーに変えて自信を持った時点で起業してみてもいいのではと思います。

起業で大変だった時期

大変と思った事は一度もないです。本人の気持ちの持ちようだけだと思います。辛い事でも楽しいと思えるか?辛い事でも将来の為、自分の為と思えるか?など、起業してからはサラリーマンにはないスリルを楽しんでいる感じです。昔なら大変だと思っていたことが、毎日のように起こりますので、今では全く大変だとかヤバいな、なんて感じません。これもきっと、慣れですね。

今後の展望をお聞かせください

インタビュー風景

現状維持では衰退していく。という考えが私の中では常にあります。既存の事業自体も伸ばしていくのですが、伸び率が鈍化した際に、現状の事業とシナジーを生んでなお且つリスクも少なく、最短で成り立つ事業を考えています。事実今までも、いくつか子会社を作りました。親会社である媒体の代理店に提供するレップ、いわゆる広告における商社の役割を担う「株式会社モバイルムーブメント」。媒体を作っていくメディア運営の「株式会社トレンドメディア」。広告代理店の「株式会社アドバリュー」。BtoC事業を主に行っていく「株式会社ベルベット」。この4社が一気通貫となり、それぞれクライアント→代理店→レップ→媒体という流れの中での役割を果たす事により、インターネットビジネスにおける全ての部分を網羅する事になります。そうすることにおいて、それぞれの問題点の把握やビジネスチャンスなどをより早く実行に移していく事が可能です。
今後に関して更に海外事業など事業領域を増やしてく予定です。

これから起業されたいという方にアドバイスをどうぞ

さっきも話しましたが、まずは何でもやってみることです。今の若い人の中には、”僕には、これは合わない、あれは合わない”と言う方がいらっしゃいます。別に若くなくてもいるのでしょうけど。僕がいいたいのは、”まずやってみろ!”です。まずは、何でもやってみろです。やってみて、合わないと思えば、考え直せばいい。何が一番重要かといえば、アクションを起こし、継続し続けられるかだと僕は思います。

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