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ワンストップビジネスセンター表参道店ご利用者の活用事例インタビュー 医師。労働衛生コンサルタント 櫻澤博文様
お客様の声
プロフィール
◇医師、労働衛生コンサルタント。
産業医科大学卒業後、亀田総合病院にて臨床研修修了。
産業医科大学産業生体科学研究所を経た後、京都大学大学院に働きながら通学。社会健康医学修士号や医学博士号も取得。
その後、法科大学院に通いながら世界的経営コンサルタント企業にて“ストレス・マネジメント”体系を練成。
『コンサルタントのコンサルタント』として労務・健康管理の質的向上方法として展開した実績をもつ。
◇現在は、“ワンストップ型産業医”として複数の契約先に対して人材の人財化支援策をも提供中。
東証一部上場を果たした複数の企業を対象に業保健部門の立ち上げ実績もあり。
☆うつ状態の方には、笑いを通じた癒しを与える特徴ある治療を提供したり、鍼灸・遠絡療法や漢方薬に基づく除痛、体調不良解消と代替医療にも長けている。
資格:日本産業衛生学会認定指導医、産業医科大学認定メンタルヘルスエキスパート産業医、
日本に視界認定健康スポーツ医。
40の“足ならい”で始めたスキーはSAJ2級と、滑るのはギャグだけではない^^;
ワンストップビジネスセンター青山(以下青山):青山 櫻澤様の事業の内容をお聞かせいただけますか。
桜澤 医師として企業の健康管理の請負業をさせてもらっています。
青山 元々はといいますか、今もですがお医者様なのですよね。お医者様になるきっかけは何だったのですか。
桜澤 自分の祖母が寝たきりになり、寝たきりになってからできる医療には限りがある事を学んだ事がきっかけです。寝たきりにならないような健康支援を出来るような医師を目指しました。その時知ったのが、「産業医」という立場でした。
青山 産業医とは何でしょうか。
桜澤 健康で生き生きと働きたいと青山様もお考えですよね。そして御社も青山様には健康で生き生きと働いてもらいたいと希望しているものかと。ただ、会社としては、具体的にどうしたら良いのか? 解りませんよね。 でも医学を学んだ人に健康管理を委託したらよいとなりますよね。その健康管理を委託したい企業側から委託を受けて健康支援を具体的に担うのが「産業医」という立場です。
青山 桜澤様は最初から産業医を目指されていたのですか。どのくらい産業医をなさっているのでしょうか。
桜澤 はい。かれこれ17年になります。
青山 その間、ずっと産業医をし続けていたのですか?
桜澤 はい。ただ産業医ばかりしていたのではなく産業医しながら京都大学大学院に通ったり、博士号取得のために福井にて研鑽を積んだり、更には法科大学院にも1年、在籍していました。
青山 ひとつの会社だけの産業医ではなくて、複数の企業に対してコンサルティングされながら、という事でしょうか。
桜澤 はい。大会社っていうのは福利厚生も豊かにあるものです。たとえば健康診断を受けた後の結果についても、すでに決まった形で対応が固定化されていたり、悪くいうと『管理の為の管理』に成り下がっているところも多く、医師としての関与の余地がわずかしかない現実に、医師としての意義を感じられない企業もあります。他方、中小企業は及ばない点が多いでしょう。ゼロから制度作りのお手伝いをし、会社の方々から“有意義だ”と述べてもらうところに喜びを感じます。
青山 個人事業主として活動されはじめてからは何年でしょうか。
桜澤 かれこれ8年でしょうか。
青山 8年も なのですね。そのときは事務所のようなものはあったのですか。
桜澤 事務所を持ちたいなとは思ってはいましたが、なかなか・・今はアベノミクスでこちらも契約先が増えてきましたが、7.8年前ですとバブル崩壊後かつデフレ経済下でなかなか・・企業も社員を増やすというよりは、工場も諸外国に移したり、どちらかというとリストラとか・・
私は「労働衛生コンサルタント」という国家資格を持っております。この資格は税務署に対する税理士さんとの関係みたいに、労働基準監督署に対する国家資格です。税理士さんは企業と契約できるように、私も直接企業と契約できます。
また、医師個人に対する雇用契約ではなく、この資格があれば請負契約が可能になります。この請負契約を交わしてくださる企業様が増えてきたり、長年 契約更改を重ねて下さったりと信頼を受けられるようになってきたので、本格的に独立できる状況になりました。
青山 では合同会社を作られた理由は何定だったのですか。
桜澤 お客様は、何も企業だけではありません。個人のお客様に対してもコーチングとかカウンセリングとか、プロフェッショナルとしてのサービスを提供する際、きちんとした会社組織にしておいた方が良いと考えたからです。そのために御社の住所で登記させてもらおうと契約に至りました。
青山 なるほど。ありがとうございます。それが経緯だったのですね。それがちょうど1年前ということですね。バーチャルオフィスを使うまでに抵抗があったとか、そういうことはありましたか。
桜澤 抵抗はなかったですね
青山 特になかったですか。それでは選んでいただいた理由ってどういうところにあったのですか。
桜澤 最初渋谷に訪問させてもらった時に、応対してくださった方、失礼ですが名前を忘れてしまって・・確か福岡にゆかりのある方で・・。
青山 はい。男性のスタッフですね。
桜澤 学んだ医学部が福岡にあったもので。
青山 そうなのですね。名刺を拝見すると鹿児島生まれって書いてあって、しかも天秤座って書いてある。このプロフィールがなんだか素敵だなって思います。すごい、いろんな資格が書いてあるなかに天秤座って書いてあるとなんだか和みます。(笑)そのスタッフと福岡つながりということですね。
桜澤 はい。
青山 ではその時の福岡の話で意気投合してみたいなのもあり、ということだったのですか。
桜澤 そうですね。御社がいいと思いましたので。
青山 ありがとうございます。では最初に内見に来ていただいた時からいいなと思ってくださっていたのですね。
桜澤 そうですね、でも渋谷にしなかったのは申し訳ないですけど・・。
青山 表参道を選ばれた理由は、青山という住所がよかったということですか。
桜澤 私が地方から出てきて最初の職場は青山一丁目駅界隈にありました。行きつけのお店も今も多数あります。
青山 青山に元々ゆかりがあったということですね。
桜澤 はい。契約下さっている方からみても、交通の便が良いという事、大切な観点かと考えました。今日も品川で勤務しておりました。
青山 なるほど。ありがとうございます。実際使っていただいて、何かご不便があったりしますか。
桜澤 ございません。御社は都内に16か所もの会議室を擁されていますよね。さまざまな会議室が都内にたくさんあるという利便性の高さに魅力を感じております。
当方が主に対応しているお客様の立場からみると、プライバシーへの配慮があるのか、とても心配だと思うのです。何しろお客様の多くは、メンタル不調者が多いからです。そのいった点でも配慮があって良いと思います。
青山 ありがとうございます。やっぱりメンタルのことで一歩相談をするって、お客様にとってはハードルが高いですよね。
桜澤 そうですよね。既に精神科に通院しているのになかなか良くならないという方や、薬をどんどん出されてかえって体調がおかしくなってしまった方の支援を行ってると、元々おかかりの先生・・・・主治医に中々相談出来ないという実際ばかりだなと感じます。こちらはそういう方々に対して、日常生活の工夫を提案したり、食べ物の中身を変えてもらうことで、体質という、からだの細胞レベルから・・・細胞の一つ一つの段階から改善していくので、必ず体調が良くなります。その結果としてメンタル面での不調からも復活していけるというサポートをさせてもらっています。
産業精神保健ってご存知ですかね。
青山 産業精神保健?
桜澤 職場のメンタルヘルスです。社員がメンタルの病気になったとして、会社としても病気にならないに越したことはないですよね。もしなってしまったら早くかつ確実に復帰してもらいたいと思っているものかと。それが可能になる方法をアルファベットのA~Gまでの7つの頭文字をとった支援方法を編纂しました。「メンタルヘルスの7つの習慣」と命名しています。
青山 あの「7つの習慣」とは また別の7つの習慣があるのですね。
桜澤 ええそうです。AはエアロビクスのAで、運動するとすっきりしますよね。
青山 確かにしますよね。
桜澤 シャワー浴びたりして、スッキリして、寝つきが良くなりぐっすり(眠れる)じゃないですか。寝ている間に体っていうのは新陳代謝して生まれ変わっていく。結果健康を取り戻す。
青山 はい。
桜澤 今はうつ病の治療にも運動が使われているのです。
青山 そうですか。
桜澤 Bはというと、朝食。ご飯もとらないのにやる気が出てこないじゃないですか。文部科学省などの調査でも、食べている人と、食べていない人の成績が違うという調査があります。
青山 なるほど、とにかく朝食を和食中心で食べるということなんですね。
桜澤 体によい栄養、よい成分をとっていると、体調がよくなるのですが、摂っていないとダメになるのです。では、どんな成分がメンタルに対しても必要なのかというと、“ぬか”に含まれている成分が有名です。和食であれば「ぬか」が摂りやすいですよね。
青山 そうですね。
桜澤 糠漬け、味噌汁、豆腐、納豆、食事は大切であるという話ですね。
青山 そういうことをご指導されてらっしゃるのですね。
桜澤 立場としては“指導する”というよりコーチングやサポート(支援)するという立場ですね。その人がもっと本来の力を出して 伸ばせるようなサポート役です。
青山 なるほど。
桜澤 薬漬けさせられて不安な方々も、細胞レベルから生まれ変わっていくという、一から体調を取り戻す実感を味わってもらえます。ストレスを上手にプログレスに変えられるような、体が生まれ変わっていくようにサポートをさせてもらっています。
青山 今後ますます必要となるサポートですね。
桜澤 はい。皆が健康で幸せになったら私は余生をのんびりと雪山で好きなスキーでもしながら過ごすのが夢です(笑)
青山 スキーお得意ですか?
桜澤 滑るギャグをかますのは得意です。スキーは下手の横好きです(笑)
青山 そうなのですね(笑)運動大事っておっしゃっていますものね。
桜澤 はい。私自身、出身は鹿児島なので、雪は憧れでした。
青山 今後、桜澤様が目指す方向性は、どんな感じにされたいって思ってらっしゃるのですか。
桜澤 今までは、うつ病の人でも素敵な笑顔を取り戻せるように、笑いを取れるようなカウンセリング、コーチングを提供してまいりました。病気の段階や病気であるという状態から、健康を取り戻すという支援でした。健康を取り戻す先にある、もっと人生を豊かに、豊かとは物質的のみならず、心も豊かになれるような・・・そのために夢や希望を叶うことが出来るような、そういった支援、サポートができたらなということを考えています。
青山 なるほど。まずは健康になること。そして健康になったら今度は夢を叶えるサポートという二段階の支援を提供していきたいということですね。
桜澤 おっしゃるとおりです。
青山 今日は貴重なお話をお聞かせいただいて、ありがとうございました。