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バーチャルオフィス活用事例 才野 美和子様

お客様インタビュー : 株式会社dow-corporation 才野 美和子様にお話しを伺いました。

才野 美和子様 プロフィール
株式会社dow-corporation(どう コーポレーション)代表取締役社長
バリアフリーウエディングサポーター

自身のチャペルアテンダーの経験を活かし、今までどこにもなかった障害を持つ方の結婚式における”障害”をサポートする「バリアフリーウエディングサポート」事業を始める。主にオリジナルの白い車椅子「Felicita(幸せ)」や車椅子に乗ったまま着脱できる「バリアフリーウエディングドレス」のレンタル・販売を行う。

2014年公開の映画【抱きしめたい〜真実の物語〜】他複数映画にも使用されるなど注目されはじめ、年々利用ユーザー数を増やしてきている。

URL:http://dow-corporation.jp/

青山才野さんの事業内容をお聞かせ願いたいと思うんですけど。

才野結婚式のシーンにおける障害者の方が障害と感じることをサポートするということでバリアフリーウェディングのサポートということを事業としてやっています。

青山バリアフリーウェディング。具体的にはどういうサポートをされているんですか。

才野ほんとに単純に白い車椅子を作ったんです。白い車椅子を貸し出すということがほとんどメインに なってきてますね。ただ白い車椅子を貸し出すだけだと、結婚式場の中での具体的な説明がないじゃないですか。
お問合わせいただいたお客様の身体状況から伺って、どんなところを障害と思われるかというのを聞いた上で、結婚式をやられる式場さんも聞いて、インターネットで調べられる限り、こういう部分がハードルになるんじゃないでしょうか、と事前にお客様に説明して、ここの部分をどういう風に取り合わせするかプランナーさんと詰めといてくださいねとか、事前に車椅子で動線確認してセレモニーがすべて車椅子でできるかどうかというのを確認しといてくださいね、なんてことをお伝えしてます。

青山そんなアドバイスもしてくれるんですね。

才野うちの資料を発送する際に、お客様個人のパーソナルな資料(ガイドブック)を作成してそれを一緒に送らせていただいてます。
なので一人一人若干違うんですよ。

青山一人一人!才野さんが白い車椅子を作ろうと思ったきっかけはなんですか。

才野私が式場でチャペルアテンダントという仕事をしていたときに、お迎えするお客様で車椅子の女性がいたというよりはご高齢の方がいらっしゃったんですが、ご高齢の方はだいたいステッキついてご来場されるんですが、そのあとは館内の車椅子に乗り換えられてエレベーターで裏動線で入られるというパターンなんですね。
その時の車椅子があまりにも可愛くないというか…病院で見かけるような車椅子だったので結婚式にはそぐわないんだけどな、と気になっていて、実際調べてみたらそういう白い車椅子とか、可愛い車椅子って製造してないことがわかりました。じゃぁ作ってみよう!っていうところから始まったのがきっかけです。いざ作ってからどうしようかって思ったときに、車椅子の女性も困っている人がいっぱいいるって知りました。車椅子の方が結婚式あげるときに、式場で断れてしまったり、今まで例がないから危ないとかで。
お客様からその式場さんと自分との架橋になってほしいと直接伺って、じゃあサポートっていう形いいかもって。

青山じゃあその白い車椅子を作ったときはまだチャペルアテンダントという仕事をしてたんですか。

才野してました。

青山それは働かれていた施設で作ったんではなく、個人で作ったんですか。

才野そうです。そうです。私、弟が障害を持っていたので…これも運命だとおもうんですが、私の中学校のときの友達が広島の方で車椅子工房に就職してたんですよ。彼女の名刺を頼りに連絡をしたら、彼女はすでに結婚をして退職をしていたけれど、ご主人がまだお勤めで、ここの社長さんが直接取り合ってくれたんですね。
「才野さんのようにおっしゃる方はたくさんいるけど、実際行動を起こそうとする人は才のさんしかいないから是非協力したい」っていってくださって。なので私のアイデアだけでなく、そこの社長さんがこんなのつけたら可愛いんじゃないとかありつつ。

青山そうですよね。なかなかあったらいいなとは思いますけど、それをどうやって形にしていいかわからないじゃないですか。

才野そうなんですよ。それをどういう売り方をするか。世の中にないものを作って、営業していかなきゃいけないので他の人だったらなかなかやらない。言う方はいても実行に移す人はいなかったって。

青山すごいエネルギーが必要なところですよね。

才野やっちゃったって感じです(笑)

青山その白い車椅子で独立起業されたのはいつごろなんですか。

才野5年前の2009年の12月ですね。

青山その頃オフィスはどうされていたんですか。

才野自宅兼事務所という形にしてたんですね。そのときは広めのお家で事務所という場所がひと部屋作れる感じだったんですね。
車椅子の方でも乗り入れできるというのが自分の中ではありました。さすがにバリアフリートイレまでは作れなかったんですが、状態のよい方であれば一人でもお手洗いできますっていう設備はあったところだったので。

青山自宅から移られて事務所をバーチャルオフィスにしようと思ったきっかけは?

才野自宅の住所が北区だったんですね。南青山という響きが結婚式とかブライダルとか華やかなイメージがあるといったこともあって、これは相談していたコンサルタントさんにも言われたことなんですけど、南青山にオフィスがあることで華やかなイメージがつくんじゃないかと。
車椅子の方たちが打ち合わせに来る際も南青山で打ち合わせをしたというイベントになると思って。

青山なるほど~。

才野「これから結婚式をするぞ!」ってなって、それまでの打ち合わせとかイメージ作りが大事だと思ったので。

青山自分が南青山に行くっていうと結婚式をするぞっていうイメージにつながりますもんね。

才野障害を持ってる持ってないに関係なくマリッジブルーという言葉があるくらい、不安を抱えてる新婦さんはいると思うので結婚式に対してわくわく感とかイベント性を持って欲しいという意味を含めて、南青山という場所とバーチャルオフィスというのを考えました。

青山他社のバーチャルオフィスも色々見られたんですか。

才野そうですね。でもワンストップビジネスセンターさんにたどり着くまでにはそんなに時間はかかりませんでした。もう運命だと思ってました。(笑)
もちろんたくさんインターネットで検索して調べましたけど、内見させてもらおうと思った1件目がここだったんですよ。

青山すごい嬉しいです~

才野土本さんが対応してくださって。車椅子の方が出入りされるのでエレベーターがあるか、車椅子で全部出入りができるかどうか案内してもらったんですね。そしたら裏動線にはなるけど案内することができることが確約とれたので。
何より土本さんがそこまで付き合ってくださったことが有難いなと思ったんです。丁寧な方だ~と、こちらの意向に寄り添っていただけるという安心感でこちらのバーチャルオフィスに決めました。

青山ありがとうございます。土本も喜ぶと思います。
実際、エコノミープラン使っていただいていて使い勝手はいかがですか。

才野郵送物の無料転送もすごく助かってますし、レンタル会議室も打ち合わせで一度使わせていただいて、地方から来たお客様だったんですが事前にオフィスに来てくださいって言う前にメトロの情報もお知らせして、「青山1丁目の駅はこれがここにあって、トイレがここにあってじゃあ来れるね」って安心感をもってきていただいています。そして、打ち合わせ終わったあとに外苑前にあるカフェでお茶して帰られるんですね。
お二人は地方からいらっしゃってるので、南青山とかはなかなか来られないんですよ。なので南青山に来るだけでイベント。
外苑前のいちょう並木のカフェでお茶できたっていうのをすごい喜ばれて、それだけでイベントって。ですごく楽しんでいかれたんですね。
そういうことができるのでこのビルならではなんですよね。

青山結婚式準備のときにつまずくことがあったりすると当日余計不安になってしまったりすることもありますもんね。

才野なので1つずついろんなことを準備されてくということは、1つずつ安心をクリアされてくってことでもあると思うので。そういうところは、ワンストップビジネスセンター青山店さんの立地というのは助かります。

青山そういっていただけて安心しました。才野さんが独立起業されて5年目っておっしゃってましたよね。
起業されて大変だったことってありますか。対象になる方が範囲が狭いというか、どんなときに具体的に大変だと思いますか。

才野ぶっちゃけ収入面は大変です(笑)今後は新規事業もやっていこうとは思っています。 きっかけは男性の車椅子の方だったんですが、車椅子ユーザー全般の中で8割は男性なんじゃないかと思うんですね。ビジネスとして女性に限定しているわけではないんですが、HPとか見ていただいても女性を華やかにしているイメージなので新婦様に向けてのサポートというのが前面に出てるので。今後は車椅子のユーザーさん向けのしかもメンズのアパレルをやっていこうと考えています。今まで女性に向けての車椅子の方へのお洋服とかドレスとかはあったんですが、メンズアパレルは少ないんですよ。

青山車椅子でも上手く着替えられるようなアパレルですか。

才野うちのドレスがそうなんですけど、車椅子に座ったままでドレスを着脱することができるんですね。それを生かしたりとか。
色んな方の意見とか聞きながら、着物とかもやっていこうと思ってます。

青山可能性が広がりますね。

才野今まで出会った方たちにご意見をいただきながら…私が今まで培ってきたことが花開くんじゃないかなと思ってます。

青山じゃあ今年は花開く1年になるといいですね。今はバリアフリーウェディングというのを軸に置きながら、それ以外で障害者さんの支援をしているということですか。

才野とくにはそんなに…「こういうことがあるんですけどなんとかなりませんか?」という相談は受けたりしますけど。
基本的にバーチャルオフィスで利用している1の理由として、うちはメールで問合せいただくことが多いんですよ。メールでやり取りして信用いただいてそれから直接対面してという形が多いのであまりオフィスやサロンをもっていて来てもらうというよりか、事前にメールで相談というのはありますね。

青山なるほど。では大変だったことを伺ったんですけど、良かったなっていうこともたくさんあるかとおもうんですけど。

才野そうですね。私が知らない視点をいっぱい見せてくださることが多いですね。車椅子ユーザーさんをはじめ視覚障害者、聴覚障害者、知的障害者たくさんの方に向き合ってきましたよね。それ以外にも関わる健常者の方、ブライダル関係者の方もそうですけど、それぞれに視点とご意見として【欲しい】ってことが違うんですよね。私はたくさん意見を伺っているので咀嚼して消化してひとつにまとめる役割になるのかなーと思ってます。
それはなかなかない役割だと思いますし、それが役に立てるんだろうなと思うし。
それこそバリアフリーって言葉がなくなればいいと私は思ってるんですけど、今までバリアがあると思っている人がたくさんいたんです。
バリアがなくなっていくというのはどこかで統合していくというかですね、それぞれが片想い状態だから意見の疎通ができたらフラットに、両想いになるんじゃないかと思って。それこそ2020年のオリンピックにつながっていくんじゃないですかね。

青山そうですよね。確かにー。私もブライダルの仕事してましたけど、どうしていいかわからないってのが強くて何かしてあげたい気持ちがあってもできなかったりするので何をしてあげればいいのかっていうのが伝わればバリアフリーっていう言葉がだんだんなくなってきそうですよね。なるほど。たくさんのお声がいっぱい集まってくるというのが、才野さんの強みですよね。

才野ありがたいですよね。私はそれをかき集めてきたわけではなく、受け取ってきただけなのでその受け取ったのをどこかに活かしていけるんだなというのがとてもうれしいです。

青山じゃあ今後は女性の花嫁さんだけじゃなくて、ご新郎さんの衣装などもやりつつ花開く1年にしていただければと思います。
私たちもご協力していけたらと思っています。今日はお話聞かせていただいてありがとうございました。

才野ありがとうございました♪