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バーチャルオフィス活用事例 阪本 洋様

お客様インタビュー : 株式会社センスオブライフ 代表取締役 阪本洋様にお話しを伺いました。

阪本洋様 プロフィール
株式会社センスオブライフ 代表取締役

期間限定ショップという形態で百貨店を中心に店舗展開中

http://www.senseoflife.co.jp/

土本(以下土本)今日はよろしくお願いします。まず阪本様の事業内容を教えていただけますでしょうか?

阪本様(以下阪本)今は基本的に小売業者の、常設店舗をかまえているのではなく、期間限定ショップというような形で、百貨店を中心とした商業施設でいろいろ事業を展開しています。
私はずっと長い間小売業をやってきたので、お客様が商品を買うことで社会貢献ができる、 また環境に配慮ができる、そういった商品を選んで、その商品をちゃんとお客様にお伝えして、こういう商品が世の中にあると言う事、 こういう商品を買ったら良い事に繋がるんだよっていうのをお客様に提案したいなあというのが一番やりたいビジネスモデルなんですね。
ですから、物を作ってるんじゃなく、物を仕入れて、それをお客様に提案をすること。これが主力となる仕事内容です。

土本なるほど。

阪本加えて、最近多いのが日本の地方業者との提携ビジネスです。最近地方のほうが元気いいですけども、地方の事業者がもっと販路を拡大したいとか、 商品をもっと良くしたいとか、そういう想いの方がいらっしゃる訳ですけど、現地に行って商品開発アドバイスとかマーケティングアドバイスとか、 そういったことをやるようになっていて、それが更に広がって、ASEAN諸国、例えばタイとかカンボジア、ラオスみたいな、途上国も含めてですけれども、 各国にも日本に進出したいという事業者がいっぱいあるんですね。

土本そういう日本進出を目指した海外のメーカーに対してアドバイスをされているんですか?

阪本そうですね。もっとこうしないと日本では売れないよとか、物作りでもプロモーションとか色々工夫しないと無理だよとか、 そういう販売、広告全般のアドバイスをしています。
実際に海外へ行って、例えばベトナムで100人ぐらい集まって頂いて講演するとか、そういうセミナーもやっています。 自分が小売業をやっているので、セミナーを開催することで現地の人に結構伝わるみたいなんですよ。要は現場の人間だから。そういう点で色々お声をかけて頂いて、先月もタイでセミナーをやりました。

土本へぇ、グローバルですね。

阪本そうですね。自分としては今、どうするかっていう岐路に居るんです。 小売業って言うのは、結構在庫のリスクもあるので、なかなか百貨店やいろんな所でやっても、 チョボチョボの付き合いだとあまり利益が取れないんですよ。
突き抜けた売り上げが取れれば、もちろんそれは利益がでかいんですけども。 なので、ビジネスを安定させることを考えたら、アドバイザリー業務を増やしていきたいと思っています。

土本なるほど。近い将来にビジネスモデルを変えられたいという事ですね。

阪本はい。もちろん小売業も継続はしていきますよ。

土本今扱われてるのは、環境に配慮した商品というご説明があったんですけど、具体的にはアパレルですか?

阪本雑貨ですね。バッグ、ポーチ、ストール、アクセ。 マザーハウスご存知ですか?山口絵理子さんの。

土本慶應の方ですよね。本出されていましたよね?

阪本はい、「裸でも生きる」。山口絵理子さんとは、彼女がバングラデシュの大学を卒業して日本に来て第一号のバッグを売り歩いてる時に知り合って。

土本そうなんですね。

阪本今でも仲良く付き合っていただいています。この商品もマザーハウスのコラボレーションなんです。 マザーハウスとセンスオブライフの。
これをバングラデシュで作ってまして、レザーバッグを作ってる途中で捨ててしまうような端材が出るんですね。 それを捨てないでこうやって商品にして、リサイクルしてるんですよ。

土本なるほど。
阪本様のいまのお仕事の内容は理解したのですが、会社を設立して独立開業されたのはいつになるんですか?

阪本2004年です。

土本その前も小売業ですか?

阪本そうですね。

阪本マルイにいました。マルイのメンズアパレルの仕入れの担当が長くて、商品作ったりする仕事はずっとやっていたことなんです。

土本MD(マーチャンダイジング)ですね。

阪本ええ。そういうものを活かしながらですけど、まあ商品的には違うことをやってますけど。

土本では2004年の段階でどうして独立起業しようと思われたんですか?

阪本以前から自分の会社を立ち上げたいっていう気持ちがあったのと、あとは企業経営したいというのがありました。

土本最初は何をされたんですか?

阪本最初は、自分は小売業だから物を売ることしかできないので、2007年問題と言って団塊の世代が定年退職をして大きくシニアマーケットができるみたいな話があって、 そこに向けておしゃれなオヤジを作るために物でも売るかと思ってたんですけど、ある日、ある時、ラジオを聴いていたら『ロハス』っていう言葉が出てきて、これは何だと。
色々調べてみたら、環境と健康に配慮するライフスタイルが『ロハス』だと分かって、これはまさにこれからのライフスタイルだし、これだったら一生できるかもしれないと思って、 全部やめて、ロハスに特化したんですよ。。

土本へぇ。

阪本まあ、最初は楽天にロハスコンセプトの店を出して、売り出したんですけどね。その当時はロハスってあまり知られてもいないし、 楽天の担当者もロハスって何ですかみたいなことだったんですけど。

土本最初はEC(オンラインショップ)から始められたんですね。

阪本そうですそうです、ECでした。

土本その時のビジネス住所は自宅住所を使われてたんですか?

阪本自宅でした。だんだんロハスというものが知られるようになってきて、女性ファッション誌がロハス特集とかってやるようになってきたんです。
そこでロハスコンセプトの物を売ってるところがあまりなかったんで、結構取り上げられたんですけど、楽天の売上が上がった訳じゃなく、逆に企業から声が掛かるようになって、そんなことをやっているんだったらちょっと手伝ってくれとか、お店出したいから手伝ってくれみたいなそんな話がたくさん来て、 独りでビジネスをやっていたので、両方は対応できなかったので、楽天の方はちょっとお休みをして、起業支援みたいな方を優先してやっていたんです。

土本そうなんですね。

阪本通販誌のあるページをロハスコンセプトに揃えたり、あとはクレジットカードのポイントプレゼントカタログってよくあるじゃないですか、 あれのページをロハスに一生懸命揃えたり、後は店を作ったり、色々やってたんです。

土本じゃあ企業の外注MDみたいな形ですかね。

阪本そうです。そのうち百貨店のイベントスペースを利用して期間限定で出店をするようになって。

土本なるほど。

阪本もちろんMDは起業支援みたいなものをやりつつなんですけど、そんなに人も雇わなかったので、どっちもはできないから今度は小売業で、ずっとやっていたんです。

土本なるほどですね。では、バーチャルオフィスを利用されようと思ったきっかけというのは、どのタイミングだったんですか?

阪本2007年から期間限定ショップを色々やってる中で、期間限定ショップばっかりやってちゃダメだなと。直接店舗を出さないといけないなと思って、たまプラーザに一回出したんですよ。
2011年5月です。それまでは、一応、六本木に事務所があったんですが、たまプラーザに店舗を出すと、事務用品なども全部、店舗に持っていってしまったので、 事務所が不要になってしまったんです。
それでバーチャルオフィスを探したんです。

土本そうだったんですね。六本木の賃貸オフィスはいつの段階で借りられたんですか?何のために。

阪本2007年に借りました。
やっぱり自宅が事務所じゃなって最初は思いましたね。 けど実際、蓋を開けてみたら現場とかお店に行く事が多くて、事務所を利用することがそんなになかったんですね。

土本じゃあもう固定費がもったいないからバーチャルオフィスにしようと。

阪本そうです、そうです。

土本なるほどですね。
2004年の段階で迷われていて、起業されるという選択肢を取られたんですけど、起業してやっぱり良かったなあと思う点と、 非常に苦しかったこと。起業して辛かったなと思うのって、それぞれ何がありますか?

阪本起業して良かったのは、自分がやりたい事を自分の意志で進めることができるという事ですね。 苦しいのはやっぱり資金繰りですよね。それは苦しい時はめちゃくちゃ苦しかったですからね。

土本在庫を持たれていたんですか?

阪本在庫は若干ですね。そんなに大きく仕入れてどうにも行かなくなっちゃったっていうのはないんですけど。まあそれ以外に、お店を出しても売上が目標までいかないとか。
人を雇っちゃうと損益分岐点が出て、超えないと赤字になっちゃうじゃないですか。赤字になることもたまにありますんで。

土本そうですよね。でも小売業は継続されているご予定ですか?

阪本そうですね。小売をやって現場を知ってるっていうのはお客様にとっても安心でしょうし、今のマーケットはちゃんと分かっていながらアドバイスとかマーケティング支援をやるという方がお客様にとっても良いでしょう。

土本なるほど。では今後の阪本様のご商売のビジネス展開としては、あくまで小売りってものは軸として置いておきながら、それにまつわるコンサルティング、サポート業務というのを軸にされていきたいと。

阪本そういうことですね。

土本これからもご活躍、お祈りしております。
今日は、どうぞありがとうございました。