集中できない在宅勤務・在宅ワークの解決法!効率よく作業を進めよう

石神りぴ

石神りぴ

2021.04.30
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テレワークという新しい働き方が定着してきました。

しかし、これまで会社に出勤し働くことに慣れている人にとっては、時間も場所も自由に使えるこの新しい働き方に慣れず、どうしても「集中できない」と感じていることも多々あるようです。

でも、この働き方で集中して働くことは、生産性を上げる上で非常に大切です。そこでテレワークでも集中して仕事ができる方法を紹介していきます。


▼ 目次
1. テレワークでは仕事に集中できない理由とは
1-1. 時間管理ができなくなる
1-2. 一人だけでの働き方では集中力がなくなる
1-3. 子供や環境などが邪魔になる
2. テレワークでも集中力をキープする5つのメソッド
2-1. ストップウォッチで仕事時間を計る
2-2. 仕事時間をきっちり決めオン・オフを意識する
2-3. 時にはカフェ、カラオケボックス、コワーキングなどでメリハリをつける
2-4. スマホやネットサーフィンをしないようにする
2-5. 散歩する
3. まとめ


 

テレワークでは仕事に集中できない理由とは

「自分の会社でテレワークが始まったのだが、どうしても集中できず効率的ではない」というのは新しくテレワークを始めた人にとって共通する悩みではないでしょうか。

そこでまず、なぜテレワークでは集中できないのかという理由を見ていきましょう。
 

時間管理ができなくなる

オフィス勤務をしていた頃は、出社時間に遅れず、退社時間に帰宅する(もちろん残業などもありますが)というルーティンを守っていれば、仕事時間中の時間管理はそこまで必要なかったはずです。

しかし、出社しないテレワークでは、そうもいきません。

テレワークで業務を効率よく進めるためには、時間管理という発想で業務を進めなければ、集中することは難しくなります。

企業によってはテレワークの時間をはっきり決めているケースもあるでしょうが、そうでなければ何時から仕事を始め、何時に終わるのかすら自分で決めなければなりません。

テレワークの経験が少ないとそれすらできずに、結果として集中力が切れたまま仕事に取り掛かり、予定通りに進まなくなってしまいがちです。
 

一人だけでの働き方では集中力がなくなる

自分一人だけで集中力をキープするためには、それなりの工夫が必要です。

工夫といってもそれほど難しいテクニックが必要なわけではありませんが、オフィスに通って仕事をしていることに慣れていると、当然ですがオフィスには他のメンバーがいて、お互い何をしているのかは常に目に入りますから、あからさまにサボったり、仕事以外のことはできません。

しかし、自宅などでのテレワークでは他に人がいても同僚ではありませんから、自分が監視されず自由になる分、つい気が緩んでしまいます。

自分一人で自らを律して集中することは、なかなか難しいものなのです。
 

子供や環境などが邪魔になる

普段仕事をしているオフィスでは、仕事の邪魔になる要素や環境は極力排除されているはずです。

しかし、それがテレワークとなれば、例えば子供がいたり家族がいたりすれば、その人たちが生活する場所と仕事をする場所を共有すると、大なり小なり何らかの邪魔が入ることもあるでしょう。

仮に誰もいなくても、外での騒音や生活音などが気になり集中できないということになります。

ただでさえ生活をする場所である自宅というものは、仕事をするための集中力を途切れさせるものがたくさんあるのですから。
 
 

テレワークでも集中力をキープする5つのメソッド

テレワークで集中力をキープするためには、オフィス勤務とは異なる行動が必要になります。ここではそんなテレワークならではの集中法を5つご紹介していきます。
 

ストップウォッチで仕事時間を計る

テレワークで時間管理をするために活用したいのが「ストップウォッチ」です。

使い方は簡単。業務を始めたらストップウォッチをスタートし、中断する際に停止する。リセットせずにそのまま再度スタートすれば、業務したのべ時間が把握できます

これで自分が業務をした時間をしっかり管理し、1日の業務時間を事前に決めておけば、ダラダラと集中力を失ったまま作業することなく、効率よく働けます。

もちろんオフィスで仕事をしていても集中できなければ効率は落ちます。

仮にオフィスでは1日8時間労働だとして、テレワークでこのように正確に時間を測れば、8時間以内で同じ業務を完了できるはずです。

自分が実際にどの程度の時間で目標とする業務を完了できるのか、何度か試してみて1日の仕事をする時間を設定すれば良いでしょう。
 

仕事時間をきっちり決めオン・オフを意識する

出社しないという働き方でポイントとなるのが、「オン・オフの切り替え」です。

テレワークで時間管理をせずに仕事をしていると、ついダラダラと朝から晩まで区切りをつけずに仕事してしまったり、場合によっては就寝する直前までキリがつかなかったりすることもあるはずです。

たとえ業務として何かをしていなくても、オン・オフをしっかり意識していないと、寝ている時間以外ずっと仕事のことが頭の中心にあるという状況にすらなりかねません。

集中力を保ちたいのであれば、1日のうちの仕事に費やす時間を明確に決め、時間が始まるまでは一切仕事のことを考えず、終わる時間を過ぎたら仕事のスイッチをパッと切るよう心がけることが必要です。

これも慣れの部分が大きいので、オン・オフの切り替えを時間を決めて実行する習慣をつけるよう、意識してみてください。

例えば、仕事始まりにはコーヒーを一杯飲む、仕事終わりには炭酸水を一本飲むというルーティンを決め、それによってオン・オフを切り替えるといったルールを自分で決めても良いでしょう。
 

時にはカフェ、カラオケボックス、コワーキングなどでメリハリをつける

テレワークをする場所は必ずしも自宅でなくても良いはずです。

もし自宅の環境が仕事をするのに適していないと感じたのであれば、近所のカフェなどで仕事をすれば気分転換としても有効です。

最近はチェーン店のカフェなどではWi-Fiが完備されていますから、よりテレワークに適した環境となっています。

ただし、あまり長時間カフェに滞在すると、お店に迷惑がかかることもあるのでどのくらい滞在しても良いのかお店に事前に確認してみましょう。

さらに、守秘義務がある情報を取り扱う仕事の場合、公衆Wi-Fiではセキュリティーが低いため問題となる可能性もありますから注意が必要です。

カフェ以外に最近ではカラオケボックスがテレワーク用に部屋を提供していますので、近所のカラオケボックスをチェックしてみても良いでしょう。当然ですが、ついカラオケをしてしまって仕事がなおざりに、とならないように気をつけましょう。

都市部であれば、コワーキングスペースをテレワーク用に使ってみても良いでしょう。

リアルで人との繋がりができるコワーキングスペースを利用することで、オフィス勤務では体験できない人脈ができる可能性もあります。
 

スマホやネットサーフィンをしないようにする

現実的に集中力を妨げる要因として最も多いのがスマホの利用や、仕事とは関係ないネットサーフィンではないでしょうか。

もし、テレワーク中にスマホが気になって集中できないというのであれば、スマホを使わない時間をしっかり決めておきましょう。

iPhoneであれば「スクリーンタイム」という設定で休止時間が設定できますので、これを利用してスマホ離れしてみましょう。Androidの場合は「使いすぎストップ」などの専用アプリがありますので試してみてください。

パソコンでのネットサーフィンはパソコンを使って業務をしているとなかなか避けることは難しいです。

仕事用とプライベート用で使うブラウザの種類を変えて、仕事中は仕事専用ブラウザ以外は起動しないといったルールを作ってみましょう。
 

散歩する

散歩というのは気分転換をするのには最適の方法です。Appleの創始者であるスティーブ・ジョブズも、新しいアイデアのために公園をぐるぐる散歩していたという逸話もあります。

もし、テレワークで集中力がなくなるのであれば、一度頭をリセットするために散歩してみてください。

そして、実際に散歩した結果、新しいアイデアが生まれるようであれば、業務のルーティンの中に散歩を組み入れても良いでしょう。
 
 

まとめ

テレワークで集中できないというのは、オフィス勤めをしていた人なら当たり前の悩みです。

しかし、集中できないというのは単に慣れの問題で、集中できるような習慣を意識して身につけることで、問題なく慣れることは難しくありません。

むしろ、テレワークという新しい働き方に慣れてしまえば、オフィス勤務よりも効率的に、さらにはクリエイティブな業務ができるようになるはずです。

集中力をマネジメントする方法を身につけて、今まで以上の結果を出せるようにチャレンジしてみましょう。
 

石神りぴ
この記事を書いた人

石神りぴ

Webライター。OLとして中小企業に7年間努めたのち、フリーランスのWebライターとして独立。執筆業の他にライティングスクールの講師も行う。フォロワーが1万人を超えるInstagramではPR活動も実施。得意ジャンルは美容、節約、副業、ファッション、恋愛など。
 

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