すっかり定着した感のあるリモートワーク。政府も普及を進めていますよね。
しかし行動に制限のかかる状況下もあり、
「リモートワークといっても在宅勤務。いつも家ばかりで気分があがらない」
「自宅でも気分よく仕事をするコツを知りたい」
「座りっぱなしで疲れる…」
このようなお悩みをお持ちの方も多いようです。
本記事はそんな方に向けて書きましたので、こちらを読んで明日からのリモートワークが楽しくなるコツを掴んでもらえたらと思います。
▼ 目次
1. リモートワークを楽しむコツ
2. ワークスペースを工夫してみよう
2-1. 自宅でのリモートワークを楽しむ
2-2. カフェだけじゃない!おすすめワークスペース
2-3. 野外もワークスペースに
3. 仕事がはかどる!おすすめガジェット3選
4. リモートワーク疲れが取れるリフレッシュ法
5. まとめ
実はちょっとした工夫とアイデア、そして多少の投資でリモートワークを楽しめるようになります。
なかでもぜひ試してみて欲しいことが以下の3つ。
筆者も在宅での仕事が増えるなかでストレスが溜まり仕事が楽しくない、という状況が続いていましたが、フリーランス歴の長い友人に聞いてみたり、ネットで情報を拾ったりしながら試行錯誤を繰り返しました。
すると意外な方法や場所で作業することで気分が変わったり、リフレッシュできたりと効果を実感できましたので、ぜひ「リモートワークに疲れたな…」という方は参考にしてみてください。
それでは各項目について説明していきます。
リモートワークで重要なのが、ワークスペース(場所)。
そもそもリモートワークとは、リモート(remote=「遠隔、遠い」)とワーク(work=「働く」)を掛け合わせた造語です。
本来は自宅や職場から遠く離れた場所で仕事をする意味合いの働き方ですが、やはり自宅やカフェを利用することが多くなりがちですよね。
まずは自宅で実践できる工夫から、自宅とカフェ以外のワークスペース具体例やメリットをお伝えします。
出社すれば強制的に仕事のスイッチが入るものの自宅だと難しい、ついダラダラする、あまり集中できないという方も多いですよね。
実際、自宅での作業は通勤がないなどのメリットがある一方、
・メリハリがつきにくい
・ついテレビやスマホに熱中してしまう
・家族がいて集中しづらい
という声があります。
そんな自宅でのリモートワークを楽しむコツは、ワークスペースを確保することです。
いつもご飯を食べる場所でそのまま作業をするのではなく、簡易的なパーテーションを置いてみるのもいいでしょう。
あるいはデスクを壁側につけて生活感のある家電や家具、テレビやスマホが視界に入らないようにするだけでも集中力があがります。
また、仕事スイッチを入れるルーティンとして、着替えてみてください。
部屋着で作業するのではなく、外出しても問題ない服装に着替えれば気分も変わります。
他にはドリンクにこだわる、というのもいいですね。
コーヒー器具を揃えて、自らコーヒーを淹れる。豆を選ぶ楽しみが増えるなど、趣味が広がるという意味でもおすすめできます。
自宅は世界で一番自由にできる場所なわけですから、せっかくなら自分なりのルールやルーティンを作ってみてくださいね。
カフェでの作業もリモートワークの定番といえます。しかし、満席で使えない、同じ場所で飽きることもあるでしょう。
そこで、カフェ以外に仕事ができるワークスペースを知っておくと、気分を変えて作業に取り組みたいときに役立ちます。
時にはホテルでリモートワークをすれば、休暇を楽しみながら仕事をするワーケーション気分を気軽に味わえます。
最近ではビジネスホテルでリモートワーク希望者向けの日帰りプランを用意するところが増えており、例えばアパホテルは業界でも先駆けて取り組んでいますよね。
1日数千円かかりますが、長時間一人で集中して作業をしたい、という時にはいいかもしれません。
とくにオンライン会議のような周りの環境に気を遣う作業がある場合にはぴったりですよ。
いま注目すべきはコワーキングスペース付のサウナ施設です。
ニフティライフスタイル(東京都新宿区)によれば、同社が発表している人気温浴施設ランキングの上位施設の多くがコワーキングスペースを設けています。
デスクや電源、Wi-Fiを完備しているサウナ施設も多く、仕事がひと段落したらサウナでリセット、そしてまた仕事と、常にリフレッシュしながら作業に打ち込めます。
サウナ愛好家たちからも評価の高い池袋の「かるまる」、名古屋・八王子・横濱の各店舗でコワーキング施設を設けている「竜泉寺の湯」、関西最大級施設である大阪の「空庭温泉」など、都心からのアクセスも良く、サウナ施設としてのレベルも高い優秀な施設は数多くあります。
余談ですが、お風呂は「創造性の4B(バスルーム、バス、バー、ベッドの4B)」という言葉もあるように、アイデアが湧きやすい場所と言われていますのでクリエイティブな活動にもぴったりです。
また、サウナ(と水風呂)は集中力や発想力が高まる効果や、肩こりや腰痛、脳の疲れがとれ眠りも深くなると言われています。日々仕事に打ち込んでいるフリーランサーこそ、サウナと相性が良さそうですね。
最低限のグッズを揃えれば野外だって立派なワークスペースになります。
河原や、海沿い、果てはキャンプ場までもが仕事場に早変わり。
清々しい自然を感じて仕事ができるので、気分があがること間違いなしです。
まず用意すべきはデスクとチェア。
日除け用のタープもあるとなおいいですね。
とはいえ移動を考えると、荷物はコンパクトにしたいところ。
多少予算がかかっても快適さ、軽量さ、コンパクトさにこだわったアイテムを揃えることをおすすめします。
たとえば、「ヘリノックス」は、強度が高く、持ち運びしやすい軽量さと、快適性を追求した優秀なブランドで人気です。
座り心地も良くコンパクトなチェアワン、安定性抜群でiPhone12max3個分の重さのテーブルワンなどは使いやすいと思います。
今はアウトドアグッズも豊富なので、お気に入りを見つけることも楽しいですよ。
続いては、より仕事がはかどるガジェットの紹介です。
オンラインでのやりとりが増えているので、マストアイテムのひとつでしょう。
ノイズキャンセリング機能にこだわるのなら、やはりAirPodsMax。
値段は張りますが、快適で生産性の高いオフィスを買うという視点で見れば安いともいえます。
カフェや、雑音の多い場所でのテレビ会議でも、相手に周囲の騒音をカットして自分だけの声を届けられるため場所に縛られません。さらに長時間つけていても通気性が良いため耳がむれにくく、着け心地も抜群。
ちなみに通常のイヤフォンで選ぶのでしたら、AirPodsProかソニーの最上位モデルもおすすめです。
座っての作業はもちろん、スダンディングスタイルや購入するサイズによっては車の中に持ち運ぶことも可能となります。
ずっと同じ姿勢での作業が長く続くと血行不良、肩こり、腰痛の原因や運動量の低下による肥満につながる可能性もあります。
そこで、座りながらの作業が続いたらデスクの高さを変えてスタンディングデスクとし、立ちながらの作業時間も取り入れてみてください。
腰や背中への負担が軽減され、足腰も自然に鍛えられます。足が疲れたら座り作業に戻って、を繰り返すことで血流が良くなって、眠気も覚め集中力を継続しやすくなります。
導入にコストがかかりますが、生産性を上げるために持っておいても損はないでしょう。
在宅ワークの場合、仕事用ではない椅子を使うことも多いはず。
本当は長時間座っていても身体への負担が少ない仕事用チェアを購入したいが予算やスペース的に難しいこともありますよね。
そこでおすすめしたいのが、持ち運びも可能な骨盤サポートシート。
これまでと同じ椅子でも姿勢矯正が見込め、導入も容易です。まず行うガジェット投資としてはよさそうです。
そのほか編集部でも買ってよかったガジェット選をまとめていますので、こちらも参考にしてみてください。
リモートワークをしていると雑談も簡単にはできず、一人の時間が続きがち。心にも疲れが溜まってしまいます。
ここでは簡単に身も心もリフレッシュできる方法をご紹介します。
まずおすすめなのが「意図的に余白」を作ること。冒頭でもお伝えしましたが、コーヒーを自分で淹れるというのもひとつです。
生産的ではない時間をあえて設けることで脳を休ませてみましょう。リセットの時間となり、リラックスした状態の方がアイデアも湧きやすくなるはずです。
続いては、サウナでの交互浴。前述しましたが、リフレッシュに最適です。
サウナへ行くことが難しい場合は、自宅の浴槽と冷水(もしくはぬるま湯)シャワーでの交互浴を試してみてください。
血管の拡張と縮小を繰り返すことで血流が良くなり、疲労軽減と自律神経を整えるリフレッシュ効果が期待できます。
最後は散歩。
座りっぱなしは、どうしても運動量が落ちてしまいます。
運動不足は肥満や免疫力低下にも繋がりますので、自宅近くや公園を歩くということもぜひ取り入れてみてください。
PC不要の電話ミーティングでしたら、散歩しながらでもできますから、一石二鳥でおすすめです。
最近では歩くだけでマイルやポイントが貯まるアプリもあるのでライフハックの面から言ってもメリットがありますね。
この数年でリモートワークは一般化されてきましたが、まだまだ在宅勤務の枠から出られていない方も多いのではないでしょうか。
本来はもっと自由でフレキシブルな働き方です。せっかくなら楽しみながら仕事の生産性もあげたいですよね。
今回紹介したことはもちろんのこと、この機会にぜひ自分なりの働き方を見つけてみてください。
カワブチ カズキ
求人広告営業とフィットネス業界を経て、2021年4月に独立。
兼業でwebライターもやっています。
得意分野:アウトドア、スポーツ(サッカーと野球)、お笑い、漫画
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