新型コロナウイルス感染症予防対策で、テレワークをすることが増えていますよね。ただ「ついつい自宅で仕事をしていると、サボってしまう…!」と悩んでいる人も多いのではないでしょうか。
サボりが続くと仕事の生産性も上がりませんし、罪悪感を感じてしまうこともあるでしょう。
しかし、実はテレワークのサボりは極端に悪いことではなく、むしろ生産性を上げるチャンスなんです!とは言っても、サボり過ぎはバレる可能性もあるのでもちろんNG。
そこで今回は、テレワークでも生産性を高めるために、サボりとの付き合い方をお伝えしていきます。
▼ 目次
1. テレワークはほとんどの人がサボっている!?みんなのサボり状況とは
1-1. 実は7割の人がサボっていた
1-2. テレワークでサボってしまう3つの原因
2. テレワークでのサボりがバレるのはどんな時?
2-1. 仕事の開始・終了報告が遅れた時
2-2. 仕事のパフォーマンスが落ちた時
2-3. 電話やメール対応が遅い時
2-4. チャットツールにログインしていない時
3. テレワークは少しくらいのサボりなら問題ない
3-1. 出社しても多少はサボっている
3-2. 少しのサボりは効率アップにつながる
4. テレワークでサボりすぎない!集中するための対策6選
5. テレワークは効率良くサボって成果を上げよう!
「テレワーク中にサボってしまうのって、自分だけ?」と疑問に思っていませんか?ということで、こちらではみんなのサボり状況を調べてみました。
マイナビニュースが会員181人に「テレワーク中にサボったことがあるか?」とのアンケートを行ったところ、なんと74%の人が「ある」と答えたそうです。
サボり内容は以下の通り。
・動画サイトを観ていた
・漫画を読んでいた
・ゲームしていた
・昼寝をしていた
・お菓子を食べてコーヒーを飲んでいた 他
ついつい「わかる!」とうなずいてしまった方も多いのではないでしょうか?このように、実はテレワークでサボってしまうことは珍しくないのです。
では、どうしてテレワークになった途端、仕事をサボってしまうのでしょうか?
考えられる理由は、以下3つです。
・上司などから監視されていない
・スマホやテレビなど誘惑が多い
・ずっと集中し続けることは難しい
基本的に、テレワークは自分一人だけで仕事に向かいますよね。つまり、作業の進み具合は自分次第ということになります。
だからこそ疲れた時などは自分に甘くなってしまい「ちょっと疲れたからスマホいじっちゃおうかな」「テレビつけてみるか」と誘惑に敗北してしまうのは、もはや仕方ないことかもしれません。
さらに、神経医学専門の医師・小林弘幸氏は「人間の集中力の限界は90分である」と話しています。つまり、サボってしまうのは集中力が切れてしまったからということも考えられるのです。
ついついやってしまうテレワークでのサボり。「上司にバレてしまうんじゃないか…。」と不安になりますよね。
マイナビニュースの調査でも、サボったことがあると答えた人の3割が上司や同僚にバレたという結果が出ています。
では、どのような時にサボりがバレるのか、バレたらどうなってしまうのかをお話しましょう。
会社によっては、仕事の開始時間、終了時間に報告しなければいけないところもあるでしょう。または、会社で使うチャットツールにログインすることで、就業確認をしているところも多いですよね。
このため、時間通りの連絡やログインがされていないと、サボりを疑われることがあります。
会社で働いていた時より、仕事のペースが落ちてしまった場合「もしかしてテレワークでサボっている?」と言及されてしまうかもしれません。
今までは「家=休むところ」という認識だったため、急に仕事をバリバリこなすのは難しいかもしれませんが、会社時と同じぐらいのクオリティーを求められることは意識しましょう。
当たり前のことですが、私は上司に振られた仕事は通勤時と同じように必ずこなすようにしています。やることさえやってしまえば、まずサボりがバレることはありませんよ。
「上司からの電話にすぐ出られない」「時間を空けてメールを返す」などを繰り返すと「こいつ、仕事してないんじゃないか?」と思われてしまうことも。
無闇に疑われないためにも、スマホのマナーモードはオフにするなど、どんな時にも連絡を返せるような環境づくりが大切です。
社内連絡をスムーズに行うため、Slackなどのチャットツールを導入している会社が増えていますよね。このチャットツール、誰がログインしているか一目で分かる仕様になっていることがほとんどです。
このため、就業時間にも関わらず、チャットツールからログアウトしていると、上司からお叱りの言葉をかけられるかもしれません。
「テレワークのサボりって怖い!」と思うかもしれませんが、これは度合いの違いです。
例えば、テレワークでお酒を飲みながら作業をしている、または昼寝ばかりしていて仕事のパフォーマンスが落ちている場合は厳重注意の対象でしょう。
しかし、テレワークにおいて業務の合間に行う少しのサボりは問題ないのです。
会社で働いていた時を思い出してみてください。就業時間ずっと集中し、パソコンから少しも離れずに仕事をしていたでしょうか?
・業務の合間におやつを食べる
・コーヒーを飲みに行く
・トイレで席を立つ
・同僚や先輩と世間話をする
上記のように、実は、勤務中に仕事を中断することは珍しくありません。しかし、これらをサボりとして上司に注意されることは少ないでしょう。
つまり、テレワークにおいても合間の休憩としてのサボりなら、咎められることはないと考えられます。
適度にサボることは、仕事のパフォーマンスを上げるためにも大切です。
先ほどもお話したように、人間の集中力は90分が限界。このため、90分を過ぎて頑張ってみても「どうしても仕事がはかどらない…。」という状態になってしまいます。
そんな時は、思い切って15分だけでも昼寝をするなどサボってみましょう。私も、昼食後の睡魔に勝てない時に昼寝をしましたが、起床時には気分がスッキリとしたのでおすすめです。
テレワークになかなか打ち込めなくて、だらだらしてしまうのは、決してあなたが悪いのではなく、人間の能力的な問題です。
だからこそ、集中力が切れた時に休憩としてサボりを行うのは、むしろ作業効率を上げる上で大切なことだと言えるでしょう。
テレワークの集中力を高める秘訣は、ぜひ「テレワークの生産性を劇的に高めるルーティン作り!集中力を高める秘訣とは」もチェックしてみてください!
テレワークにおいて少しのサボりは問題ないとお話しましたが、もちろん業務に支障が出るほどのサボりはNG。とは言っても「10分だけのつもりが、気づいたら1時間サボっていた…!」なんてこともあり得ますよね。
テレワークで適度に集中しなければ、苦しい思いをするのは未来の自分です。そこでこちらでは、テレワークで効率的に仕事をするための対策を6つ紹介します。
まずは、どの時間にどんなことをやるのか、スケジュールを立ててみましょう。
今日やらなければいけないことを書き出し、どのような順番で終わらせていくのかを可視化してみてください。「13時までにA社向けの書類を作る」など時間制限を決めておくと、作業が効率よく捗るのでおすすめです。
さらに、仕事のパフォーマンスを落とさないためにも「今日やることは今日中に終わらせる」を目標にスケジュールを立ててみましょう。
昼食時間なども含めた上で余裕を持った計画を立てておけば、少しサボり過ぎてしまったとしても取り戻せますよ。
テレワークだからと言って、寝起きのまま仕事をしていませんか?「どうせ、誰にも見られないしパジャマのままでいいかー。」と考えてしまうかもしれませんが、これはNGです。
朝起きたら、まずは会社に通勤するための洋服に着替えましょう。個人的にはトップスがシャツであれば、急なWEB会議にも対応できるのでおすすめです。
外行きの洋服に着替えるだけでも気持ちがビシッと引き締まり、効率的に仕事をすることができます。
テレワークで使う机は、普段生活の一部として愛用しているものですよね。このため、テレビのリモコンやジュース、お菓子など、ついつい誘惑されてしまうようなものを置いている人も多いと思います。
しかし、テレワークにしっかり集中するには、仕事環境作りがとても大切です。
私は「パソコンと書類、そして飲み物だけを置く」というルーティーンを作ってから、今まで以上に集中できるようになりました。
誘惑されてしまうものは目の止まる位置に置かず、仕事道具だけを並べることでしっかりと仕事に向き合うことができますよ。
さらに、仕事開始前から道具を机の上に置いておけば「取りに行くついでに、ちょっとサボっちゃおう」ということも防げるでしょう。
テレワークでスマホを近くに置いておくとついつい気が散ってしまいがちです。
「ちょっとTwitterを見てみようかな」「LINEが来ているかも」と意識してしまい、結局その欲望に勝てずスマホを手に取ったら、1時間経っていた… なんてことも珍しくありません。
サボってしまうなら、スマホは隠すのが一番。布団の中に突っ込んだり、引き出しの中に入れたりなど、遠くに置くのではなく存在自体が見えないように隠してみてください。
もちろん会社用のスマホは通知をオンにして、何かあった時にもすぐ対処できるよう近くに置いてきましょう。
家にいるからこそ、ついついテレビを観ながら仕事をこなしたくなりますよね。
ただ、テレビをつけてしまうといくら頑張ってもそちらに意識を持っていかれるので、仕事の効率が悪くなってしまいます。
「テレビは仕事が終わってから観る」「観たい番組は通勤時と同じように録画する」などを徹底し、テレビをつけての仕事は行わないようにしましょう。
人間の構造上、何時間も集中し続けるのは難しいことです。このため、1つの仕事に区切りがついた段階などで小休憩を挟んでみましょう。
コーヒーをいれて一息つく、10分だけ昼寝をしてみるなど、仕事とは関係のない休憩を行うことで、業務開始後はさらに集中して仕事をすることができますよ。
自宅で行うテレワークは、周りの目がないためついついサボりがち…。しかし、サボり過ぎてしまうと仕事のパフォーマンスが落ちるので、自己嫌悪になりますし上司からの視線も気になりますよね。
そこでおすすめしたいのが、サボりという名の休憩を適度に挟み、仕事全体の成果を上げること。
人間は長時間集中し続けることはできませんし、コーヒーを飲む、お菓子を食べるなどのサボりはみんな行っています。
ぜひ、適度にサボって仕事を効率よく進めていきましょう!
mami
小説、漫画をこよなく愛すWEBライター。現在車中泊をしながら、フェレットと一緒に日本一周をしている。