冬の在宅勤務・在宅ワークといえば、寒さ対策が必須になりますよね。
どうやら、手足が冷えて作業に集中できない、暖房器具を使うと電気代も気になる、という悩みを持つ人が多いようです。
寒くて集中できず作業効率が落ちて仕事が進まないことや、エアコンだけでは局所的な冷えに対応できない、そもそも体質的に合わないという人もいらっしゃるでしょう。
また、暖房器具を使い続けると電気代がかさむのでは?と、気にしながら作業するのは避けたいところですよね。
そこで今回は、エアコンではカバーしきれないところを温めてくれる暖房器具や防寒グッズ、身体を温めるケア方法について紹介します。
防寒グッズは、電気代がかからないアイテムから、使い勝手も良くて1万円以下で購入可能な家電まで幅広くピックアップしてみました。
これを読んで、今年の冬の在宅勤務・在宅ワークを快適に過ごしてくださいね。
▼ 目次
1. 電気代不要!おすすめの防寒グッズ8選
1-1. 昔からの冬の定番 湯たんぽ
1-2. 気分は足湯 湯たんぽ 足用タイプ
1-3. 足湯たんぽとコンビで使いたい ルームブーツ
1-4. 外出時も使える 発熱ウォーマーくび用
1-5. 冷気を入れない 断熱カーテン
1-6. 全身あったかい 着る毛布
1-7. 重ね着したくないなら ユニクロのヒートテック
1-8. 身体の内側から温まる 真空タンブラー
2. 1万円以下で購入可能!おすすめの家電防寒グッズ8選
2-1. 素早く足ポカポカに 電熱ルームシューズ
2-2. 足元じんわり温かい フットウォーマー
2-3. 電子湯たんぽ 電気あんか
2-4. 膝掛けに 電気ブランケット
2-5. 机の上に手をおいても大丈夫 ヒーティングホットマット
2-6. お腹からじんわり あったか腹巻き
2-7. かじかんだ手に 充電式カイロ
2-8. 温度調節も 電熱ベスト
3. 身体を温めるカラダケア方法
3-1. ストレッチや筋トレ
3-2. お風呂でゆっくり温まる
3-3. 身体が温まる飲み物を摂取する
4. まとめ
エアコンで部屋を暖かくしても、デスクワーク時は足元が冷える、冷え性なので手足がかじかむ、といった人も多いですよね。
あるいは、体質的にエアコンは合わないのであまり使いたくない、ということもあるでしょう。
そこで、まずはエアコンでカバーしきれない局所的な冷えや、手足の冷え性対策となる電気代不要の防寒グッズを紹介します。
手軽に取り入れられ、デザインも凝ったものが最近は増えているので、ぜひお気に入りを見つけてみてください。
湯たんぽは、昔ながらの暖房グッズですよね。エアコンの風や乾燥が苦手な人におすすめの、身体に優しいところが特徴です。
こちらのマルカ湯たんぽは、底がフラットで安定しているのでお湯が注ぎやすく、IH・ガスどちらでも温められます。
また、在宅勤務・在宅ワークだけでなく、ペットの暖房器具としてや、冬場の就寝時、少し肌寒い季節のキャンプやグランピングなどでも使えますよ。価格は3,980円です。
作業中に足元が寒すぎて、足だけお湯に浸かれたら気持ちいだろうなと思ったことありませんか?
このクロッツのやわらか湯たんぽ足用タイプは、ブーツの中にお湯をいれて使います。
足のつま先から足首までじんわり温まり、やわらかなウェット素材で肌触りもよく、使用していて低温やけどする心配もありません。
16,490円と少し値は張りますが、デザインもかわいいと評判ですし、柔らかさと温かさでリラックスした状態で作業に取り組めますよ。冷え性で足が冷たい、という人にもぴったりです。
先程の足湯たんぽとのコンビで使うのもおすすめなのが、パジャマ屋のルームブーツ。男女兼用のアイテムです。こちらも足の冷えが気になる人向けのアイテムですね。
湯たんぽでしっかり温めたあとは、こちらに履き替えておけば温かさを持続できます。また、靴底以外は柔らかくゆったとした履き心地で、服の上からでも違和感なく着用できます。
16,500円と多少お値段がしますが、足の冷えが気になる人は検討してみてはいかがでしょうか。
寒いと首が縮こまってしまいますよね。そうなると姿勢も悪くなりますし、筋肉が固まってコリも出てしまいます。
寒さによる首のコリが気になる人にぜひ試して欲しいアイテムがこちら。
bonbone 発熱ウォーマー くび用は、首の後ろにカイロを入れるポケットが付いており、首などの関節や血管が太い部分を温めると身体全体を温める効果が期待できます。
室内使用はもちろん、外出する時もこれを付けて、その上にマフラーを巻けば外でも大活躍です。冬の新しいマストアイテムとなるかもしれません。価格は2,117円です。
身につけるものについつい気を使いがちですが、冷気を入れない・暖かい空気を外に逃がさない、ということも大切です。
ニトリのカーテンは、夏は外からの熱が伝わりにくく、冬は室内の暖気を逃がしにくいので冷暖房効果がアップします。4,064円で夏と冬の過ごしやすさがアップするのなら買いではないでしょうか。
サイズも調節できますから、カーテンの下から冷気が侵入することも防げますよ。
カーテンひとつ変えるだけで室内の温度も過ごしやすさも変わってきます。
住んでいる部屋が、夏は日差しが強くて暑くなり、冬は冷気が入ってきて底冷えする、とお困りの人は一度カーテンを新調してみるのも有効でしょう。
在宅勤務・在宅ワーク中、寒いけどエアコンは身体に合わないから極力つけたくない、という人もいますよね。
そんな人には、この着る毛布 グルーニーがおすすめです。やわらかな素材で着心地がいいだけでなく温かさも抜群。
敏感肌の人や静電気が心配という人も問題なく使える、という声も上がる人気の商品で、価格は3,990円です。
ゆとりをもって着用できる設計となっていることから男性からの支持も増えており、冬の定番アイテムとして定着しそうですね。
寒いからといって服を何枚も重ね着したり、重たいアウターを室内で着るのも動きづらいですから避けたいですよね。
できるだけ薄着で済ませたいという人には、ユニクロのヒートテックです。同商品は、身体から発する水分子を熱エネルギーへ変換し、しっかり保温してくれます。
普通のインナーと同じ着用感ですから、無駄に重ね着する必要もありません。
タイプは通常ものから、極暖、超極暖と選べます。室内用、室外用と用途にあわせて選んでみてください。
990円〜から購入可能ですが、時期によってはSALEでお得に手に入れることもできますから要チェックです。
冬場に一着は必ず持っておきたいですよね。
飲み物で身体を温めるのも効果的ですよね。
かといってコップだとすぐに冷めてしまいますから、保温性の高い容器が必須。さらに、デスクを汚さない、かつ持ち運びもできるなら蓋付きのタンブラーがあるといいでしょう。
筆者も使っているアスベル 真空断熱携帯タンブラーは、ワンプッシュで蓋を開けることができ、飲む時にも蓋が邪魔になることなく飲みやすいのもポイントです。
保温力も高く、午前中に自宅で入れたホットコーヒーの温かさが長時間持続し、逆に冷たい飲み物を入れても室内ならば夕方まででも冷たさが持続します。
また、密閉性が高くタンブラーを横にしても中身がもれませんし、スリムなサイズ感のためカバンに入れても外出時の邪魔になりにくいのも魅力ですよ。
価格は1,816円です。
電気代も抑えられる省エネの暖房器具が欲しい!
1万円以下で買えるコスパのいい暖房器具を探している!といった人向けにおすすめのグッズを紹介します。
用途に応じて使い分けできますので、生活スタイルと照らし合わせて参考にしてみてくださいね。
もともと冷え性の人は、常に足を温かくしておきたいですよね。
冬用スリッパももちろんいいですが、すぐに温かくなるルームシューズがあるなら試してみてみたくないですか?
こちらの「電熱ルームシューズ」は、じんわり足元を温めてくれます。2,311円と安価なのも魅力ですね。
ケーブルをUSB電源に接続するだけで簡単に使えるので、作業中のパソコンに接続、またはUSB電源アダプター、モバイルバッテリーなどとつないで使用が可能。
裏側の素材には、すべりにくく丈夫で、厚底の素材を使用しており、防寒効果も高いです。そのため足からくる冷えを防いでくれますよ。
続いても、足元を温めてくれるグッズです。
ずっとルームシューズを履き続けるのはちょっと、と思う人におすすめなのが、「あったかフットウォーマー」です。価格は2,780円。
肌触りのいい触り心地で、ぽかぽかに温まるのはもちろん滑り止めが付いているため、フローリングの上でも使えるようになっています。
使い終われば半分に折りたたんで収納も可能。さらに、ヒーター部分を取り外して、カバーが丸洗いできるためいつでも清潔に使えるのも嬉しいポイントです。
デスク作業中に足元の冷えが気になる、という人はぜひ使ってみてください。
電気あんかとは、湯たんぽに近いものです。平型や山型、大判型、充電式のコードレスタイプなど、多くの種類から選ぶことができます。
温度調節の有無もありますので、調節できるものを選んでおいた方が使い勝手がいいのではないでしょうか。
今回は蓄電式、20分の充電で8時間使えるコードレスタイプの「蓄熱式コードレス電気あんか ぬくぬく」をおすすめします。
もちろん温度調節も可能で、コンパクトサイズで持ち運びしやすく、作業中はもちろん、休憩中や就寝中にも使える防寒グッズをお探しの人にぴったりです。
9,870円で購入でき、電気代は1ヶ月間使ってもわずか72円と省エネなのもポイントです。(1.5~2時間通電蓄熱、コードを外して使用の場合)
膝付近や肩あたりに羽織るものが欲しいとき、ブランケットがあると便利ですよね。夏場でもクーラーの冷えから守るときに使っているという人もいるでしょう。
そこで試して欲しいのが、掛ける、羽織る、敷くなど、使い方を選べるアイリスオーヤマの電気ブランケット。大きめサイズなのでゆったり使えます。
センサーが室温を検知し、快適な暖かさをコントロールしつつ、消費電力を抑えてくれるため省エネです。
価格は4,981円。電気代は1時間あたり、たったの約1円(消費電力36W、電気料金目安単価27円/kWhで算出)。
温度も弱(約40℃)〜強(約50℃)と、お好みに細かく設定できます。
水洗いOKで、ダニ退治機能もついた優れものですからいつでも快適に使えますよ。
仕事始めの朝や、気温が下がる夕方から夜にかけては、机が冷たいとマウスを持つ手元がかじかんでPC作業がはかどりませんよね。
そんな時はこのINKO ヒーティングホットマットです。価格は5,477円。
4段階に温度調節でき、もちろんマットの上でマウスを使うことも可能です。冷え性や手の冷えが気になる人に試していただきたいですね。
薄さがわずか1.5mmですから、折り畳みや持ち運びも容易。また、色味もシンプルなため、どこで使っても違和感のでないデザインです。
1日8時間利用しても、1ヶ月の電気代は800円と節約にも効果的。
さらに、手元だけでなくフットマットとして使ったり、椅子やソファに敷いてお尻を温めたり、汎用性が高いのも魅力です。
お腹や腰回りを温めたいけど、カイロを毎日貼るのはコスパ的にも微妙ですよね。
そんな時は、お腹や腰回りをじんわりと温めてくれる電気腹巻きはいかがでしょう。
肌触りの良い裏起毛が腹部や腰部を保温してくれます。寒い冬場はもちろんのこと、夏場のエアコンでお腹を冷やしたくない時にも使えますよ。
マジックテープで止めるだけなので、着脱も簡単ですし、コンパクトに折り畳めるため出先やオフィスへも持ち運びできます。
2,000円なのでカイロを買い続けるより経済的ではないでしょうか。
冬場はカイロが手放せない、という人にぴったりの商品です。
こちらの充電式カイロは、瞬時に加熱し、温度も3パターンから選択可能。もちろん手に収まるサイズ感なので、どこででも使えます。
通常のカイロは使い捨て、温まるのに時間がかかる、というのがデメリットになるかもしれませんが、この充電式カイロならばそれらのデメリットを解決できますね。
冬の新たな必需品となること間違いありません。価格は2,680円です。
外出時にも使えて室内でも身体全体を温めたいなら、電熱ベストがおすすめです。
スイッチを押すと5秒で加熱され、温度も3段階に調節可能。重ね着してもかさばりませんし、室内なら薄手のシャツの上から着るだけでも十分でしょう。
また、仕事がひと段落して気分転換に散歩したい時、コンビニへのちょっとした買い物の時などにもそのまま使えるので冬に1着あると便利ですよね。
8,500円ですが、コートなどのアウターを買うことを考えると安いのではないでしょうか。
寒いままだと仕事もはかどりませんし、風邪を引いてしまうリスクもありますよね。
すでに紹介したグッズや暖房器具などで温めると同時に、身体を根本から温めることも大切です。
具体的なケア方法について紹介しますね。
血流を循環させるためには筋肉の働きが欠かせません。
ただでさえ在宅勤務・在宅ワークが増えると、室内にいる時間も増え、身体を動かす機会が減ってしまいます。
そこでストレッチや筋トレをして、筋肉の衰えを防ぎましょう。
筋肉量の多い下半身の中でも、特にふくらはぎの筋肉に刺激を加えることが効果的です。
ふくらはぎは「第二の心臓」とも呼ばれ、血液を全身へ循環させるためのポンプの役割もはたしています。
手軽にふくらはぎの筋肉を鍛える方法として、「つま先立ちを繰り返す」がおすすめ。
やり方は簡単です。「立った状態でつま先立ちをくり返す」だけ。
座りっぱなしが続くのなら、1時間に1回を目安に休憩がてら、やってみてください。
あるいは、アキレス腱を伸ばす動きも、ふくらはぎの筋肉が伸縮するため効果的です。
40度くらいのお湯に10分程度、汗がじんわりでてくるまでゆっくり浸かりましょう。血流がよくなり、体温も上昇します。
一方で42度以上の熱すぎるお湯だと、血圧上昇など身体への負担が大きくなりますので、高温での入浴はおすすめできません。
また、入浴時のポイントとして、いきなり湯船に浸かるのではなく、心臓から遠い手足から掛け湯などで温めてからにすると、血圧の急激な変化を防ぐことができます。
内側から温める飲み物では、しょうが、ノンカフェインのお茶、白湯が効果的。
体を温める香辛料で、加熱することでさらに効果が増します。なるべく熱いお湯を注ぎましょう。
スライスした生姜や生姜パウダーに紅茶を注いだ「生姜紅茶」も飲みやすくおすすめです。
ノンカフェインの飲み物も身体の冷えを防ぎます。特に、茶葉を発酵させた「発酵茶」で、紅茶やほうじ茶、ウーロン茶などです。
他には、ルイボスティーや、杜仲茶という中国では健康茶と呼ばれる飲み物もいいでしょう。
逆にコーヒーなどに含まれるカフェインは過剰に摂取すると、身体を冷やす働きがあるため、飲み過ぎに注意してください。
飲むことで内臓が温まり、代謝も上がります。
特に、体温より少し高めの白湯を起床後に飲むと、健康的に目覚めさせてくれます。目覚めたては体温が下がっているため、季節問わず飲みたいですね。
飲む際には、少しずつ口に含んで、ゆっくり飲むようにしましょう。
冬場の厳しい寒さの中でも在宅勤務・在宅ワークに集中できるように、おすすめのグッズやケア方法を紹介しました。
エアコンだけだと手足など局所的に冷える、体質的にエアコンはあまり使いたくない、という時には、是非防寒グッズを使ってみてください。冷えている箇所を直接あたためることができますよ。
また、身体が冷えて筋肉が固まって凝っていると感じたり、芯から冷えているな、というときはお風呂やストレッチなどで根本から働きかけることも大切です。
冷えは集中力の欠如など作業効率の妨げになるだけでなく、健康面への影響も大きいです。部屋や自身をしっかり温めて、冬の在宅勤務・在宅ワークを乗り切りましょう。
カワブチ カズキ
求人広告営業とフィットネス業界を経て、2021年4月に独立。
兼業でwebライターもやっています。
得意分野:アウトドア、スポーツ(サッカーと野球)、お笑い、漫画
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