最近の新型コロナウイルス感染症予防対策で人との接触を避けるために、在宅ワーカーが増えています。
急な在宅ワークに対応する場合、子供の遊び声、家族の料理や掃除をする生活音、またはお住いの自宅の近くに踏切や工事現場が近く騒音などの影響で仕事に集中できず悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
そのような在宅ワーカーにおすすめしたいのが、ノイズキャンセリング機能が付いたワイヤレスイヤホンです。ノイズキャンセリング付きのワイヤレスイヤホンは、そのような悩ましい音を遮断しつつ、音楽が楽しめて、仕事にも集中できる快適空間を創リ出すことができます。
本記事では、在宅ワークにおすすめのノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンを3つ紹介しますが、カフェやコワーキングスペースで仕事をするノマドやフリーランサーも同様におすすめです。ぜひ参考にしてみてください。
▼ 目次
1. 【Apple】 AirPods Pro
2. 【Libratone】 Track Air+
3. 【SONY】 WF-1000XM3
4. おすすめイヤホン3つの比較表
5. まとめ
一つ目に紹介するのは、AppleのAirPods Proです。現在Appleから発売されているノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンはこのAirPods Proのみです。販売当初は売り切れが目立ち入手困難でしたが、現在は在庫が用意されつつあり、最低でも数日待てば手に入れることができます。
Appleのデバイスなら簡単に接続することができ、もちろんSiriを呼ぶこともできます。汗や水に対して耐性がある耐汗耐水機能も付いています。そのため、仕事以外のランニングやジムに行く際にも使うことができます。一回の充電で最大4.5時間の再生もできます。
ここからはこのAirPods Proのおすすめポイントを見ていきます。
AirPods Proは、ノイズキャンセルのレベルが調節できます。外部音取り込み、なし、ノイズキャンセルの3つのモードから選択することができ、シーンに合わせて使うことができます。
筆者は例えば、電車に乗っている時や街中を歩いている時はノイズキャンセリングモードに設定をして、家に宅配便が来る時間などはあえて外部音取り込みにして、インターホンの音が聞こえるようにしています。
在宅ワークをする場合、ノイズキャンセルモードに設定すれば子供の声や生活音も気にならず、音楽を聴きながら仕事に集中できるでしょう。インターホンの音には反応できません。それほどAirPods Proのノイズキャンセリングは優秀です。
またこのモード変更ですが、iPhoneなどのコントロールセンターでもできますが、Apple Watchを持っている人は、Apple Watchでも変更することができます。どちらでも変更できるので、混雑している電車の中や、スマホがバックの中に入っている時などは、iPhoneを開く必要がなく、Apple Watchで操作が完結するので、使い勝手がいいです。
このAirPods ProはBluetoothの接続も評価できます。後ほど紹介するLibratoneは、このBluetoothの接続に少し問題があり、混雑している駅などでは使い物になりませんでした。しかしこのAirPods Proはそのような問題は一切なく、どこでも接続が安定しているため音が途中で遮断されることによるストレスを感じることもありません。
AppleのMacbookやApple Watchなどを普段から使うことの多い在宅ワーカー、ノマドワーカー・フリーランサーの方は、AirPods Pro一択だと思います。
先ほどApple Watchでノイズキャンセリングのモードが変更できることもお伝えしましたが、やはり全てをAppleで揃えてしまうと、都合の良いことが多いです。そのためAppleユーザーの在宅ワーカーや、ノマドワーカーやフリーランスの方はおすすめです。
二つ目に、Libratone Track Air+を紹介します。このリブラトーン社はデンマークの会社であり、2009年に設立されたばかりで、AppleやSONYなどと比べると、その歴史は浅いですが、評価が高く、数多くの国際大賞も受賞している人気ブランドです。
ここからはLibratone Track Air+のおすすめポイントを見ていきます。
このイヤホンはデザインがスタイリッシュで魅力的です。北欧生まれであるため、日本で製造されているノイズキャンセリング機能付きのイヤホンにはあまり見られないデザインになっています。カラーはブラックとホワイトの2種類が用意されています。
そしてこのデザインは多くのところで評価されており、2019年7月にはRed Dot Awardを受賞し、2019年11月にはドイツデザイン賞を受賞しました。
Libratoneアプリ内で、最大30dbまでのノイズキャンセリングが可能です。そのため、電車での移動中、カフェで仕事をしている時など、シーンに合わせてノイズキャンセリングが調節できます。先ほどAirPods Proにも同じような機能があることを紹介しましたが、調節できる幅に関してはこのLibratone Track Air+の方が優れています。
自分で好きに調節するマニュアルモードと、自動的にユーザーのいる環境などに合わせて調節されるスマートモードの2種類の機能を使い分けることも可能です。
このLibratone Track Air+は機能的にもデザイン的にも優れていますが、日本での知名度はAppleやSONYなどと比べるとまだまだ知名度が低く、基本的にはAmazonでしか購入もできないため、持っている人がそれほど多くないです。
そのため例えばカフェなどで利用する際、AirPods ProやSONY WF-1000XM3はユーザーが多いため、近くで同じものを利用しているユーザーがいるかもしれませんが、スタイリッシュなデザインのLibratone Track Air+は誰かとイヤホンが被ってしまうということはないです。
画像引用:SONY公式HP
最後に、SONY WF-1000XM3を紹介します。このSONY WF-1000XM3は、「いい音には、静寂が要る。」のキャッチコピーとともに、King GnuがCMに出演していることでも有名です。
ここからはSONY WF-1000XM3のおすすめポイントを見ていきます。
やはりオーディオメーカーなだけあり、音が優れています。CDやMP3などが代表的な圧縮音源の高音域を補完し、高音質を実現するDSEE HXをワイヤレスで初搭載しています。そのためワイヤレスイヤホンでもハイレゾ級の高音質を楽しむことができます。
一回の充電で最大6時間利用することができます。比較対象としてあげられることの多い、AirPods Proは最大4.5時間なので、バッテリーはSONY WF-1000XM3の方が優れているといえます。そのため、外出時にもバッテリーの消費による不安が解消され、長時間の利用ができます。
長時間の利用をするだけでなく、音楽はいいものを聴きたいという在宅ワーカーやノマドワーカー・フリーランスの方は、このSONY WF-1000XM3がおすすめです。またApple製品以外を使うことが多い方にも同様におすすめです。
ノイズ キャンセリング |
耐久性 | バッテリー | デザイン | |
---|---|---|---|---|
AirPods Pro | 3モード調節可能 | 耐汗耐水機能あり | 最大4.5時間 | 人気ブランドのため 被りやすい |
Libratone Track Air+ | 30dBまで可能 | IPx4 防水規格 | 最大6時間 | 独創的で 差別化可能 |
SONY WF-1000XM3 | 3モード調節可能 | 防水性なし | 最大6時間 | 大手ブランドのため 被りやすい |
ノイズキャンセリング | |
---|---|
AirPods Pro | 3モード調節可能 |
Libratone Track Air+ | 30dBまで可能 |
SONY WF-1000XM3 | 3モード調節可能 |
耐久性 | |
AirPods Pro | 耐汗耐水機能あり |
Libratone Track Air+ | IPx4 防水規格 |
SONY WF-1000XM3 | 防水性なし |
バッテリー | |
AirPods Pro | 最大4.5時間 |
Libratone Track Air+ | 最大6時間 |
SONY WF-1000XM3 | 最大6時間 |
デザイン | |
AirPods Pro | 人気ブランドのため被りやすい |
Libratone Track Air+ | 独創的で差別化可能 |
SONY WF-1000XM3 | 大手ブランドのため被りやすい |
これまで3つのノイズキャンセリング付きワイヤレスイヤホンを紹介してきましたが、総合的に一番おすすめできるのは、AppleのAirPods Proです。値段は3万円を越えるため、今回紹介した3つの中では一番高いものですが、Appleらしいデザイン、機能性、ノイズキャンセリング機能など 、多くのユーザーにとって魅力的な要素が詰まっている傑作だと思います。
今回はノマドワーカーにおすすめの自宅や外出先でも優秀なノイズキャンセリングワイヤレスイヤホン3つを紹介しました。購入の際に参考になれば幸いです。
自由の歩き方 編集部
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