北海道東川町
ワーケーション体験
東川町×ワンストップビジネスセンターのワーケーション体験事業をご紹介します(2023年9月実施)
「写真の町」北海道東川町にて
2023年9月に当社恒例の社内イベントであるワーケーションを 北海道上川郡東川町で行ってきました。東川町は旭川空港から車で15分、旭川市街からも車で30分程度と大変アクセスがよい場所です。東川町は「写真の町」としても有名ですが、道内有数の水田地帯であり、著名な旭川家具の工場もあります。最近では豊かな教育環境を求めて、子育て世代に移住先として人気の町で、住宅を探すのが困難な状況になっているとか。そんな人気の東川町を感じながら、当社もWEBチームとカスタマーサポートチームでのワーケーションを行ってきました。
東川町 経済振興課
マネージャー 松坂志保さま
東川町 経済振興課経済振興室
主事 柏倉佑哉さま
人口約8,600人。そのうち移住者が約5割にも上る東川町は、ひと言では言い表せない様々な魅力がある町です。まずは、北海道らしい大自然に囲まれた環境。町の総面積247.30㎢の7割は大雪山国立公園旭岳をはじめとする山林が占めており、散策やスノーハイク、キトウシの森でのキャンプなど、多くのアクティビティを楽しむことができます。
また北海道屈指の米どころで、大雪山旭岳からの豊富な雪解け水で育った東川米の食味は全国でも評価されています。日本五大家具産地である旭川家具の約30%を生産する地でも知られてり、市街地内の商店などには古くから取り組んでいる木彫看板が並んでいます。
もちろん、1985年から「写真の町」として長年様々な文化を起点として取り組んでおり、世界に開かれた文化の香り高いまちづくりも魅力。近年は、おいしくて雰囲気のいいカフェやレストラン、おしゃれなセレクトショップが増えており、まち巡りが楽しめるのも魅力のひとつです。
これらの魅力を持ち合わせている東川町は、ワーケーションにも適しており、旭川空港から東川町まで車で約10分と空港からのアクセスに優れており、東京から約2時間で訪れることが出来ます。
また、ワークスペースも多く存在し、街なかにある複合交流施設「せんとぴゅあ」やカフェやショップ、ギャラリーを併設している「カフェZEN」その他個室で利用できるワーク施設、自然景観に囲まれケビン、スキー場、温浴施設などが混在し、ワーク、宿泊、アクティビティ観光を行うことが出来る「キトウシの森」もあります。
東川町では、ワーク、バケーションをほどよくゆとりを持って楽しむことが出来ますのでぜひ一度お越しください!
東川町の職員の方々との意見交換
東川町の中心街にある東川町役場の会議室にて経済振興課の松坂さま、柏倉さまと意見交換会を実施しました。お互いの目線で捉えた東川町の魅力、東川町でのワーケーションにおける魅力や課題などについてお話ししました。
写真文化首都の交流拠点せんとぴゅあ
写真文化首都の拠点として多様な文化の発信と人々の交流を創出するせんとぴゅあには2つの施設があります。1961年に建設された東川小学校を改修し、ギャラリーやコミュニティカフェやラウンジ、町立の日本語学校があるせんとぴゅあⅠと東川町が有する「写真文化」「家具デザイン文化」「大雪山文化」など世界に誇るコンテンツ展示スペースや5万冊の図書を収納する図書機能が融合した複合交流施設であるせんとぴゅあⅡ。一人や少人数でワーケーションする際には、せんとぴゅあⅡの図書館でお仕事するのがお勧めです。
せんとぴゅあⅡは一面ガラス張りのため、開放感がありました
図書スペース内でも集中して読書や仕事ができます
木のぬくもりを感じられ、最大75,000冊を所蔵できる図書スペース
せんとぴゅあⅠのコミュニティホール。小イベントや会議などの利用が可能です
当時展示されていた映画イベントのポスター看板
小学校の体育館を利用した講堂。多目的ホールとして利用可能です(最大設置席数500)
今回宿泊したキトウシの森のケビン
キトウシの森は、東川町の北側にある広大な自然公園です。標高457mのキトウシ山一帯に広がっており、東京ドーム約25個分の大きさがあります。施設内にあるケビンはキャンプ場内の貸別荘です。全棟にキッチン、浴室、テレビ、トイレ、寝具、暖房などの設備が完備されています。
モダンな山小屋。ウッドテラスも常備され、テラスで飲む朝のコーヒーは最高でした
天井も高く、広々と使えるリビング。ウッドデッキともつながっているのも嬉しいです
しっかりしたキッチンもついているので、長期滞在も可能です
シンプルで落ち着いた雰囲気の寝室
ケビンに隣接するスキー場。雪のシーズンだと移動することなくパウダースノーが楽しめます
朝はかわいいリスが挨拶に来てくれました
美しい建築の温浴施設。キトウシの森きとろん
「キトウシの森きとろん」は、北海道東川町にある温浴型複合リゾート施設です。標高457mのキトウシ山にそびえ立っており、田園風景と自然の移ろいを五感で感じることができます。2023年8月21日にグランドオープンし、温浴施設のほか、ショップ、レストラン、交流スペースが併設されています。
たくさんの町民の方々が日々の疲れを癒やしに来られていました
かわいいロゴと木のぬくもりが迎えてくれます
休憩スペースをかねたエントランス階段
町のクラフト品などが揃っている東川町のアンテナショップ
東川町の豊かな水資源を利用した露天風呂
眺望も楽しめる本格フィンランド式サウナ
東町会館で社内ミーティングを実施
今回は東川町役場に隣接する東町会館(旧公民館)にて、経営陣とマネージャー陣で合宿を行いました。個室利用可能な会議室が3つあり、Wi-Fi、電源、モニター、テレビ会議システム、冷暖房完備されています。モニターは9人で行った研修でも利用可能なサイズでした。
旧公民館を活用している東町会館
有形文化財にも指定されており、1階に貸し会議室が3部屋あります
8名まで利用できるワークルーム2
4名で利用可能なワークルーム1
この日は終日ミーティングを行いましたが、疲れもたまらず行えました
2つのワークルームを繋ぐと9名でも広々と利用できました
オフの時間には東川町の大自然を満喫!
オフの時間帯はドライブや東川町の散策、ゴルフやバーベキューなどを楽しみました。その一部をご紹介します。
展望閣から望む東川町の景色。雨上がりだったので雲の木漏れ日が最高でした
展望閣周りの林道は爽やかな風が気持ちよかったです
1年に1か月ほどしか通行できないため幻の道と言われる道道1116号
道道1116号の絶景ポイント「嶺雲橋」
市街地の外れにたたずむ中国茶とおかゆの専門店「奥泉」
とうきびのおかゆに朝から心癒されました
車で30分程で行ける旭岳。ロープウェイを使って山頂を散策しました
山頂で見かけたエゾオヤマリンドウ
ゴルフ場はケビンから車で5分程度。午前中にゴルフ、昼過ぎから仕事が可能です
夜は恒例のバーベキューで懇親を深めました
東川町の魅力ある施設のご紹介
その他にも東川町には魅力的に施設が多数あります。働きながら遊ぶには最適な町です。また、特に子育て世代にとっては移住するにも最適な町だと感じました。
写真の町ならではの東川町文化ギャラリー。すばらしい建築と作品が展示されていました。
ギャラリー内には全国の高校生が参加した写真甲子園の模様が展示されていました
2014年に新築移転した東川小学校。平屋建てのオープン教室、200mの廊下と圧巻の光景でした
校舎内の一部を特別に拝見しました。図書館や美術館を感じさせる素敵な空間でした
校舎の奥には天然芝軟式野球場・多目的芝生広場などが広がる。東川小学校に通わせるために移住する人も多いそうです
隈研吾氏がデザイン設計を手がけたサテライトオフィスKAGUの家
カフェ・ギャラリー・ショップを兼ね備える東川スタイルカフェZEN。東川町や近郊で採れた食材を使った料理を提供している
旭川家具が配置された店内。テレワークを行う専用スペースもあります
最後に
今回の滞在では、東川町はまさに暮らすように中期・長期滞在するのに適した町だと感じました。派手できらびやかな商業施設はありませんが、自然に囲まれ穏やかで過ごしやすい環境です。起業家や事業家の方にとって、それは相性が良い点ではないでしょうか。
私たちは全国でバーチャルオフィス運営を行い、地域でがんばる起業家や事業家の方々と引き続き交流していきたいと考えています。また定期的に社内のワーケーション研修を面白い自治体で行うことで地方創生に少しずつ貢献していきます。
今後も面白い自治体には自分たち自身で足を運び、五感で感じ、学び、自分たちのアクションに変えていきたいと思います。