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城戸尉隆さん

30年の営業経験を武器に、場所に縛られない働き方へ

大手メーカーのシステム営業として30年のキャリアを積み、60歳で独立。新電力の提案を軸に、中小企業の固定費削減と業務改善を支援する城戸さんに、起業の経緯からバーチャルオフィス活用術まで、お話を伺いました。

城戸 尉隆さん

アドバンス・キド株式会社 代表取締役

神奈川県横浜市在住
ご利用店舗:ワンストップビジネスセンター横浜店

株式会社日立製作所に25年、日立グループの情報通信系企業に5年勤務し、30年間システム営業として活躍。営業所長や広域エリアの営業立ち上げなどを経験し、業種・規模を問わず多くの企業の課題解決に携わる。

60歳を前に独立し、アドバンス・キド株式会社を設立。新電力の提案を通じた固定費削減をはじめ、システム導入・業務改善支援を行うほか、AIを活用した防災・リスク情報サービスの展開にも取り組んでいる。

「場所に縛られない働き方」を実現するため、バーチャルオフィスを活用しながら全国を営業エリアとして事業を展開。豊富な営業経験を活かし、一社一社に寄り添った提案を強みとしている。

公式HP:https://www.adkd.co.jp/

30年の営業経験を武器に、60歳で独立を決意

お仕事経験を教えてください

日立製作所に25年、その後日立グループの情報通信系の会社に5年、合計30年間システム営業一筋でやってきました。鹿児島の営業所長を5年務めたほか、岡山拠点から沖縄までの広域エリアの営業立ち上げも担当し、3年間で予算を5倍にした経験もあります。全国各地を回ながら、業種や規模の異なるお客様に向き合ってきたことが、今の仕事のベースになっています。

起業の経緯を教えてください

定年を待たずに、60歳を前に日立グループを退社して独立しました。日本の場合、65歳を過ぎると会社にいても役割が縮小し、給与も大幅に下がります。どうせいずれ独立するなら、まだ体力も経験もある早いうちに踏み出して軌道に乗せた方がいいと判断しました。

想定はしていたものの、「日立」という看板がなくなった途端、想像以上に大変でした。ただ、それも含めて自分で選んだ道です。茨の道でも、自分で決めたことなので後悔はありません。

事業内容を具体的に教えてください

大きく3つあります。

1つ目は新電力の提案です。中小企業向けに電力会社の見直しをご提案しており、電気代を2〜3割削減できるケースもあります。エネルギー価格が高騰している今、固定費削減のニーズは高まっています。

2つ目はシステム営業・業務改善支援です。30年間の営業経験を活かし、業務効率化やシステム導入の提案を行っています。新電力で削減した費用を、こうした改善投資に回していただくことが理想です。

そして、3つ目としてAIを活用した防災情報サービスを新たに準備しています。企業の事業継続(BCP)支援につながるサービスとして期待しています。

お仕事の中で一番の強みにされているところはどんなところですか?

一言でいうと「経験に基づいた個別対応」です。

大手企業ではどうしても画一的な対応になりがちですが、お客様ごとに抱える課題は違います。私は30年間の営業経験を活かし、その会社に合った提案ができます。

また、新電力業界は営業電話も多く、不信感を持たれやすい業界です。そのため紹介営業を中心に行い、信頼関係を大切にしています。

事業の展望を教えてください

まず今年は、昨年立ち上げたばかりの熊本拠点を軌道に乗せることが最優先です。熊本はTSMCの進出で経済が活性化しており、電力需要も高まっています。今後が楽しみな市場です。

次のステップとして東北エリアへの展開を検討しています。東北は日本で最も電気代が高いエリアの一つで、固定費削減の提案をしやすい地域です。仙台か岩手かで拠点を迷っているところです。

また、準備中のAI防災情報サービスを本格的に展開していきたいと思っています。電力削減から入り、業務改善の投資提案へ、そして事業継続支援へ——という一連の流れでお客様を支えるトータルサポートが最終的な目標です。

「場所に縛られない働き方」を実現するためにバーチャルオフィスを選択

バーチャルオフィスを使おうと思ったきっかけは何ですか?

全国を営業エリアにしているので、「場所の縛りをなくしたい」というのが一番の理由です。東京に本社を置きながら、熊本や東北など各地に拠点を作りたい場合、固定のオフィスを複数借りるのはコスト的に現実的ではありません。バーチャルオフィスなら、住所という機能を維持しながら、場所に縛られずに動けます。

独立前から「自分の会社を作るならバーチャルオフィスにしよう」と決めていました。会社員時代に感じていた「場所に縛られる不自由さ」を解消したかったというのも大きかったです。

バーチャルオフィスを選ぶ際に何を比較しましたか?

一番重視したのは「全国展開できるかどうか」です。当社の営業エリアが北海道から沖縄まで全国なので、拠点を増やす際に同じサービスで対応できるかどうかが重要でした。

拠点数が少ない会社でもサービスが充実しているところもありましたが、「全国展開できない」という点でいくつか候補から外れました。

ワンストップビジネスセンターに決めた決め手は何ですか?

使用していた会計ソフト「freee」から紹介していただいたことがきっかけで、ワンストップビジネスセンターさんを知りました。調べてみると全国に拠点があり、熊本にも拠点があることを確認できたので、「これだ」と思いました。
当社の事業展開にあわせて必要な場所に拠点を持てるという安心感が、決め手になりました。

横浜店を選んだ理由を教えてください

理由は3つあります。第一に横浜が交通の要所であること、第二に藤沢出身で神奈川に土地勘があること、第三に最後に在籍した日立グループの本社がみなとみらいだったため、横浜に住み続けたかったことです。

営業エリアとしても東京・横浜は中心になりますし、慣れ親しんだ場所で仕事するという気持ちの安定感は、思った以上に大事だと感じています。

人とのつながりと安心感が、事業を支える力になる

実際に使ってみた感想を教えてください

とても快適です。郵便物の管理はもちろん、スタッフの方の対応が丁寧で安心感があります。

印象に残っているのは、暑い日に立ち寄った際、冷たいお手拭きを出していただいたことです。小さなことですが、そうした気遣いが嬉しかったですね。

今では顔も覚えていただき、外回りの合間にほっとできる場所になっています。

ワンストップビジネスセンターに期待することはありますか?

契約者同士の交流会をもっと活用したいと思っています。複数のビジネスコミュニティに参加していますが、ワンストップビジネスセンターさんの契約者の方ともビジネスの話ができれば、新たなつながりが生まれると思います。

全国に利用者がいるのはワンストップビジネスセンターさんの強みなので、ぜひそのネットワークを活かした交流の機会を増やしていただけると嬉しいですね。九州エリアの交流会なども実現したら面白いと思います。

バーチャルオフィスを活用したことで、仕事やライフスタイルに変化はありましたか?

一番大きいのは、場所の制約がなくなったことです。

郵便物はワンストップビジネスセンターさんが受け取ってくれるので、出張中でも安心ですし、打ち合わせもお客様の都合に合わせて全国どこでも対応できます。今の時代は、海外にいながら仕事をすることも十分可能です。

会社員時代は、毎日決まった場所へ出社しなければなりませんでした。しかし今は、その制約がありません。

仕事の組み方が根本的に変わりました。自分のペースで、どこにいても最大のパフォーマンスが出せる環境が整ったと感じています。

今後の目標を教えてください

事業面では、熊本での事業を軌道に乗せること、東北への展開、そしてAI防災情報サービスの本格展開が目標です。電力削減をきっかけにご縁をいただいたお客様に、業務改善・事業継続支援まで一気通貫でサポートできる体制を整えたいと思っています。

プライベートでは、熊本・阿蘇のふもとにアトリエを作ることが夢です。中学・高校時代に彫刻部に在籍していて、粘土・石膏・木彫りなど創作活動をしていました。事業が軌道に乗ったら、自然の中でものを作り、子どもたちにもその体験を届けられるような場所を作りたいと思っています。

これから起業しようとしている方に一言お願いします

まずはバーチャルオフィスを活用して、身軽にスタートしてみることをおすすめします。固定費を抑えながら、場所に縛られない働き方が実現できます。
私自身、独立後は想像以上に苦労しましたが、それでも早い段階で挑戦してよかったと思っています。
一人で悩まず、先輩起業家に相談しながら進めてください。みんなで成功していきましょう。

取材を終えて

今回のお話で印象的だったのは、城戸さんの行動力です。

60歳を前に独立を決断し、全国を舞台に新たな挑戦を続ける姿からは、「いつかやる」ではなく「今やる」という強い意志を感じました。

バーチャルオフィスを活用しながら、場所に縛られない働き方を実現する城戸さん。これから起業を考えている方にとっても、多くのヒントが詰まったインタビューでした。

城戸さん、貴重なお話をありがとうございました。

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