
松永大地さん
VTuber・VLiverの活躍を支えるマネジメント事業
VTuber・VLiverのマネジメントやプロデュースを手がける松永大地さん。現在は、タレントの育成支援や企業との提携サポートなどを行いながら、個人で約10名以上のタレントをマネジメントされています。今回は、松永さんに、事業のこと、バーチャルオフィスを導入した理由、そして“人生を楽しむ働き方”についてお話を伺いました。
松永 大地さん
Get Your Glory 代表
神奈川県横浜市在住
ご利用店舗:ワンストップビジネスセンター横浜店
高校卒業後、製造業に勤務する傍ら、フットサル選手としてF2リーグで活躍。膝の怪我をきっかけに競技を引退し、VTuber・Vライバー業界へ転身。約7年間のマネジメント・プロデュース経験を経て独立し、Get Your Gloryを設立。
現在は11名のVTuber・Vライバーのマネジメントをはじめ、スポンサー企業との提携支援やタレント育成代行事業を展開。一人ひとりの個性や目標に寄り添う伴走型のプロデュースを強みとしている。
バーチャルオフィスを活用したフルリモート体制で、「場所や時間にとらわれない働き方」を実践しながら、VTuber・Vライバー業界のさらなる発展に取り組んでいる。

VTuber業界に入ったきっかけは「救われた経験」
まずは、これまでのお仕事経験について教えてください。
現在は、VTuber・VLiverと呼ばれるバーチャルタレントのマネジメントやプロデュースをしています。また、VTuber事務所向けにタレント育成のサポート事業も行っています。
この業界には7年ほどいて、個人で活動するようになってからは4年くらいになりますね。
具体的にはどのようなお仕事をされているのでしょうか?
タレントの配信分析や、企業案件の提案・交渉、スケジュール管理など、基本的にはかなり幅広く担当しています。
YouTubeのアナリティクスを見ながら「ここを改善したほうがいい」「この企画が伸びそう」といった分析をしたり、タレント本人がやりたい仕事をヒアリングして企業へ営業したり。
マネージャーというより、“なんでも屋”に近いかもしれないですね(笑)。
この業界に入ったきっかけを教えてください。
もともとは製造業で働いていました。高卒で就職して、弟の学費を支えるために働いていたんです。
同時にフットサルも本気でやっていて、F2リーグのカテゴリーでプレーしていたんですが、膝を怪我してしまって。前十字靭帯断裂と半月板損傷ですね。
そこから外に出られなくなって、かなり落ち込んでいた時期があったんですが、その時にVTuberの配信に救われたんです。
「この人たちに助けられたな」と感じて、今度は自分が“支える側”になりたいと思い、この業界に入りました。

“個人では珍しい強み”を武器に、業界で信頼される存在へ
松永さんの強みはどんなところにあると思いますか?
スポンサー企業との繋がりですね。
個人のVTuberは、企業案件やスポンサーとの接点を作るのが難しいんですが、僕は営業をかなりやってきたので、その部分を強みにできています。
例えば、ゲーム制作会社とお話しして、配信用のゲームをご提供いただいたり、一般公開前の案件情報を先にいただけたり。
タレントの活動の幅を広げられるのは、強みかなと思っています。
今後の事業の展望について教えてください。
「VTuberのマネージャーといえば松永」と言われるような存在になりたいですね。
あとは、タレント育成事業ももっと広げていきたいと思っています。
配信技術の高いタレントが増えることで、業界全体がもっと盛り上がると思うので、そこに貢献していきたいです。

“住所を公開できない時代”が導入のきっかけ
バーチャルオフィスを使おうと思ったきっかけは何でしたか?
VTuber業界で、Google広告の仕様変更があったことがきっかけです。
広告を出すと、本名や住所が表示されてしまうケースが出てきて、「これは危ない」と。
僕自身、顔も名前も公開して活動しているので、安心して公開できる住所が必要になり、バーチャルオフィスを検討し始めました。
他社との比較はされましたか?
料金とサービス内容はかなり比較しました。
安いところもあったんですが、「電話番号が使えない」「郵便転送が別料金」など、必要なサービスが揃っていないケースも多かったんです。
その点、ワンストップビジネスセンターさんは、住所利用や電話番号サービス、郵便転送など、事業運営に必要なサービスが一通り揃っていました。料金とのバランスも良く、「ここなら安心して使えそうだな」と感じたのを覚えています。
横浜店を選ばれた理由はありますか?
横浜に住んでいるからですね。郵便物を直接取りに行く可能性も考えると、近い場所が便利だなと思いました。
「東京住所のほうがブランドになる」といった考えは特になくて、サービスと利便性重視でした。
実際に使ってみた感想はいかがですか?
かなり満足しています。今のところ、大きな不満はないですね。
強いて言うなら、有料転送の通知がメールだけだと埋もれてしまうことがあるので、電話やLINEなどで通知があるとさらに助かるかなと思います。

“働く場所を選ばない”ことで、アイデアが生まれやすくなった
普段はどんな1日を過ごされていますか?
正直、ほぼ仕事しています(笑)。
企業は昼間に動いていますが、VTuberは夜に活動するので、昼も夜も仕事があるんです。
配信を見ながら企業対応をして、Discordでやり取りして、企画を考えて…という感じで、仕事とプライベートの境界線はほぼないですね。
でも、それが嫌ではないんです。
場所や時間に縛られない働き方について、どう感じていますか?
すごく合っていると思います。
クリエイティブな仕事って、ふとした瞬間にアイデアが浮かぶことが多いんですよね。
温泉に入っている時とか、喫茶店にいる時とか、「あ、これできるな」って急にひらめく。
出勤や人間関係のストレスが減った分、脳のキャパシティを全部“考えること”に使える感覚があります。
起業して、変わったことはありますか?
関わる人が大きく変わりました。
会社員時代は、同じ立場の人と接することが多かったんですが、独立すると経営者や決裁権を持つ方と話す機会が増えるんですよね。
視座の高い人たちと接することで、自分自身の考え方もかなり変わりました。

「今日死んでも後悔しないように生きたい」
人生で大切にしていることを教えてください。
母親が25歳くらいの時に亡くなっていて。
そこから、「今日死んでも後悔しないように生きたい」とずっと思っています。
やる時は全部全力でやる。それは今でもかなり意識していますね。
会社員時代の自分に声をかけるなら?
「とにかく動け」ですね。
「お金が貯まったらやる」
「準備が整ったら始める」
そう考える人って多いんですけど、僕は逆だと思っていて。
行動したからわかることって、本当に多いんですよ。やってみることで失敗もわかるし、修正方法も見える。
だから、やりたいと思ったらまず動くことが大事だと思っています。
起業を考えている方へメッセージをお願いします。
やりたいことがあるなら、とにかく動いてみることだと思います。
今はバーチャルオフィスのように、個人でも低コストで事業を始められる環境が整っていますし、行動してみないと見えないこともたくさんあります。
意外となんとかなるので(笑)、まずは一歩踏み出してみてほしいですね。
取材を終えて
今回のインタビューで印象的だったのは、松永さんが何度も口にされていた「とにかく動く」という言葉でした。
VTuber業界に入ったきっかけも、独立した理由も、すべては実際に行動した先にあったもの。だからこそ、「行動してみないとわからない」という言葉には大きな説得力がありました。
バーチャルオフィスを活用しながら、自分らしい働き方を実現する松永さん。これから新しい挑戦を考えている方にとっても、多くのヒントが詰まったお話でした。
松永さん、貴重なお話をありがとうございました。


