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橘高千里さん

固定費削減にピッタリなビジネス拠点ですよね

ハンドメイド事業でマッチングやコンサルティングを行う橘高さんにインタビューさせていただきました。

ワンストップビジネスセンターと契約したきっかけは、リアルオフィスの閉鎖による固定費削減のためということでした。女性起業家を応援するキャンペーンなどをご評価いただけました!

橘高 千里

ハンドメイドビジネスアドバイザー
株式会社connect pro 代表取締役

福岡県北九州市在住
ご利用店舗:ワンストップビジネスセンター福岡博多店

ハンドメイドビジネスアドバイザー、専門学校非常勤講師。企業からの依頼で出張講師も務めている。

日本デザイナー学院九州校非常勤講師
HP:https://connect-pro.work/
instagram:https://instagram.com/connect.pro.31

現在取り組まれている事業内容について教えてください。

ハンドメイド商品の提案や販売事業を行っています。例えば、各事業者さんとコラボして贈答用の水引などのアイテムを提案したり、各作家の企画戦略を立案して販売したりしています。

事業を立ち上げたときは、『デコ袴』というコスプレや舞台用の袴に印刷や刺繍を用いずに行うデコレーション事業を考えていましたが、そう思った矢先に人が集まれない世の中になってしまいました。そのタイミングで事業の軸を見直し、水引に着眼しました。
水引は福岡にも見られる伝統工芸なので、昔の文化を現代のニーズに合わせてビジネスにできないかと考えました。主にキーホルダーやクリップなど、ハンドメイドの水引で企業やブランドのノベルティをつくっています。手作りなのでとても少ないロットでも対応可能なことが強みです。

起業のキッカケは何だったのでしょうか?

今も続けていますが、私が講師をしている専門学校の雑貨アクセサリー科の教え子たちと「面白いことをしたいね」と話していたことがキッカケです。

はじめは学内ベンチャーのような形で立ち上げましたが、事業をしっかり続けていくために法人化しました。

基本的にうちの会社は教え子たちが作家として個人事業を成り立たせることを目指し、社員として雇うのではなく業務連携を行っています。

教え子さんたちの応援のための事業だったんですね。

どんな子にも社会と断絶されない何かしらのサポートがしたいと思い、福祉事業と連携した事業もやっています。

それは、地場の作業所さんなどと連携しているんですか?

就労継続支援事業所と連携して、作業所さんの元で物を作るサポートをしてもらっています。単純な作業だけではないので、製品を買っていただければ働いている方たちの作業収入にも、生業にもなります

ビジネスを一言で表すと、ハンドメイド作家さんのマッチングと製品開発に対するアドバイザーというイメージでしょうか?

どちらかというと、ものづくりを基軸にした総合プロデュースでしょうか。その中に育成やマッチング事業などが含まれているイメージです。

また、ハンドメイド作家はITに弱いケースが多く、「IT周りのアドバイザー」もうちのオンライン事業のサービスです。例えば、オンラインで講習会を開催したり、講師を務めたりするのもこちらのサービスに該当します。

あと、福祉事業者さんからの「オリジナル商品を作りたいけど、どう作ればいいか」という悩みを解決したり、その販路として関東方面の人脈でお願いできるところを探したりということも行っています。

なぜオフィス共有サービスを利用しようと考えたのでしょう?

私たちはものづくりの会社なので、場所が必要です。じゃあオフィスも借りた方が良いと思って、最初はそうしていました。でも、立ち上げてすぐ事業環境の変化に見舞われて、みんなが1つの場所に集まって仕事することができなくなってしまいました。

それと同時に、各作家やうちの仕事に関わる人が、それぞれ自宅で仕事をしても問題ないことが分かりました。

製品販売用の店舗も持っていたんですが、それもお客様が来られなければ意味がないよねと。事業開発の方に資金を回したかったこともあり、在宅ワークに徹してオフィスを解散することにしたんです。

現在は、社員が集まるオフィスはありません。熊本や鹿児島、沖縄など、皆さん色々な場所にいます。

ワンストップビジネスセンターはどのようなキッカケで知りましたか?

福岡市内で在宅ワークに向いている共用オフィスを探したところ、ネットでヒットしたのがワンストップビジネスセンターだったんです。オフィスの固定費を削減するにはピッタリの拠点だなと思いました。

私は北九州にも主人と共同の仕事場があるので、そこに事業を集約すべきかどうか悩んでいました。ただ、周囲から福岡市で事業を立ち上げるならサポートするという声もあり、福岡市から北九州にビジネスの拠点を移すわけにはいかなかったんです。

ワンストップビジネスセンターを利用する前の懸念点があれば教えてください。また、実際にご利用されて利用前とギャップはありましたか?

ワンストップビジネスセンターは法人登記が可能とHP上で事前に確認できていましたので、懸念点はありませんでした。サービス利用後のギャップも特になかったです。

他の会社も検索でヒットしたと思うんですが、その中でワンストップビジネスセンターを選んだ理由は何だったんでしょうか?

女性社長の特典があったので「まさに!」と。また、私は博多にある専門学校で仕事しているので、博多オフィスと天神オフィスがあって便宜が良い点も決め手になりました。場所が必要になれば、予約して時間貸しの会議室も使えますし。

コワーキング、シェアオフィスも福岡市内には数多くあると思うんですが、比較検討されましたか?

検索でトップ1・2番くらいにくる会社と比較はしました。でも、やはり決め手になったのは女性に優しいという点。そして、もう1つが郵便の転送サービスがあることですね。

コワーキングスペースの場合は通うことを前提にしてるので、郵便物は受け取りに行かないといけないんですよ。郵便物の転送を依頼すれば、また費用が掛かりますし。ワンストップビジネスセンターは無料で郵便物を週1回転送してくれてすごく助かっています。

実際にワンストップビジネスセンターを活用してみて、良かった点と悪かった点を教えてください。

会議室が1時間1,000円で使えるのは魅力を感じてます。

ただ、ちょっと不便に感じるのは、郵便転送のタイミングです。木曜締めということで、土日をまたいで発送の連絡が入ったものが翌週届くかと思いきや翌々週に届いて、こちらの確認が遅くなるということが稀にあります。でも、最近これが水曜に繰り上げていただけたので、すごく良かったなと思ったところです。

ご迷惑をおかけしていました。少し改善できたようでよかったです!現在、福祉事業者さんや作家さんは、どれくらいお取引先があるのでしょうか?

福祉事業者さんは2事業者で、だいたい30〜40名ですね。でも、今メインでやって下さっているのは専属の1人のみです。

仕事を外部パートナーに出して適宜対応してくれる方は5〜6人くらいですね。ここには、ものづくりだけじゃなくイラストレーターさんも含まれます。

あとはビジネスとして紹介できる作家さん、企業に何か相談されたら紹介できる作家さんが12〜13人くらいです。育休中の子もいますよ。

どんな事業者さんがご相談に来るケースが多いですか?

例えば、社員が数人ながら会社の体をつくるために会員証や社章を作りたいという相談があります。このケースは、金属は型起こしに10〜20万円かかるので小ロットだと1人あたり単価が非常に高いんです。なので、金属ではないけれどバッジとして使える別の素材を提案したりします。

しかも、女性ってお洋服に穴を開けたくないじゃないですか。だから、マグネットタイプの社章を作るのはどうでしょう?とか提案もします。

あとは新しく建て直す美容室からのご相談もありました。ご高齢のお客さまがいるから、「ロッカーキーを失くさないよう特徴のあるものにしたい」というご相談です。その際は、水引やレジンなどでお作りしてソリューションを提供しました。

失くさないでいてくれたらいいですね。

他には、小さな事業所さんの困ったことを解決するような製品を作ったりしました。企業ロゴやブランドのマークを再現して社員や会員にお配りしたいケースで水引の製品を提供したり、保険事業の方が名刺につけるクリップやクリアファイルの見栄えを良くしたり。

「ちょっとあったら良いけど、たくさん頼み過ぎると高いから迷う」というようなものを、うちなら1つあたり単価はそれなりでもハンドメイドだから在庫をたくさん抱えず自由に、そして各企業らしさのあるものを作れます。

大きさとか、細かな要望にも応えてくれるわけですね。

そういう小さいところに応え続けていくと、見聞きした人がまた連絡をくれるわけです。

いわゆるハンドメイドで何かお願いしたいというのではなく、困っていることが先行して、そのソリューションを提案する、ということですね。

そうです。誰かもしくは何かの課題を解決するためのツールでハンドメイドを使ってるという感じですね。

ただ、ビジネスなのでハンドメイドによくありがちな、作ったものを売りたいっていう自分本位な面もあって構わないんですよ。そのために「どうすれば売れるようになるか」を私がアドバイスして作家さんには実行してもらっています。

目指している会社や事業の未来(ビジョン)があれば教えてください。

今後の事業展開として、メンバーや福祉事業の皆さんと開発している商品を発表する場所を増やしていくことに力を入れていきます。九州にとどまらず、関東・関西方面へも広げていきたいですね。

本当に、スタートアップの方と話している感覚です。色々とお聞かせいただき、ありがとうございました。

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