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小谷佳子さん

コストを抑えて事業に集中する、ヘルスケアスタートアップの起業戦略

健康と病気の狭間、「未病(みびょう)」という聞き慣れない領域に特化し、痛風や高尿酸血症をテーマにユニークなアプローチを展開する株式会社TANSAQ(たんさく)。 今回は、同社の取締役であり、事業立ち上げから携わっている小谷佳子さんに、起業に至った経緯や、バーチャルオフィスを活用した創業フェーズのリアルについてうかがいました。

小谷 佳子さん

株式会社TANSAQ 取締役

福岡県福岡市在住
ご利用店舗:ワンストップビジネスセンター福岡天神店

広島県呉市出身。大手臨床検査センター、外資系医療機器メーカー、大学発バイオベンチャー等での経験を経て、2022年4月に株式会社TANSAQを共同創業。

「科学的根拠に基づいた未病検査の普及」をミッションに、個々人に最適な健康管理のあり方を追求している。現在は多様な検査データをもとに、楽しく継続できるパーソナライズド健康支援を開発・提供中。無理な努力や我慢を前提としない、“続けられる予防”をキーワードに、日々の生活に寄り添う未病ケアを広めることを目指している。

小さな気付きとちょっとの行動で未来の健康は変わるかも?趣味は野球観戦。

株式会社TANSAQ 公式HP:https://tansaq.jp/
Instagram:https://www.instagram.com/uricacid_management
Facebook:https://www.facebook.com/uricacidmgmt/

ヘルスケアの境界領域「未病」に光を当てる

まず、現在の事業内容を教えてください。

私たちは、ヘルスケア領域の中でも「未病」、つまり健康と病気のあいだに位置する状態に着目しています。特に痛風や高尿酸血症といった生活習慣病の初期段階をテーマに、予防や生活改善を促すサービスを提供しています。

個人向けには痛風のリスク分析や個別アドバイス、法人向けには健康経営向けプランやセミナーも行なっており、今後は研究開発や地域に密着した健康啓発活動をより一層広げていきたいと考えています。

起業して直面したリアルな壁とアプローチ

起業に至ったきっかけについて教えてください。

もともとは臨床検査センターでがんマーカーの開発や外資系医療機器メーカーで遺伝子解析機器の学術営業職などに従事していましたが生活が一変し、自分のキャリアを改めて見つめ直す機会が訪れました。

やはり私はヘルスケアの仕事にやりがいを感じていたので、自分たちの手で新たなアプローチを形にしようと決意し、起業に至りました。

起業して一番大変だったことは?

集客ですね。特に尿酸値や痛風の予防といったテーマは、行動に結びつきにくく苦戦しました。現在は「お腹ソムリエ」の資格も活かして、健康意識の高い女性層やそのご家族へのアプローチも広げています。

実際に起業してみて、どんなやりがいを感じていますか?

「やりたい」と思ったことをすぐ形にできるスピード感は、会社員時代とは大きく違いますね。

勤めていた頃は「こういうサービスをやってみたい」と思っても、社内での提案や稟議に時間がかかったり、途中で形が変わってしまったりすることが多くて…。今は、アイデアを思いついたらすぐに試せる。それがうまくいったときの達成感は格別です。

自分たちの手で、必要としている人に価値を届けられている実感があること。それが一番のやりがいですね。

自宅住所は避けたい、でもリアルオフィスはまだ早い

創業時、バーチャルオフィスを使おうと思った理由は?

一番の理由はコストです。初期段階でオフィスを借りるとなると、それだけで大きな固定費がかかってしまいます。でも、かといって自宅住所を登記に使うのは不安もありました。

起業にあたって検索を重ねる中で「バーチャルオフィス」という選択肢を知り、これは理想的だと思ったんです。自宅住所を出すことなく、安心して登記や郵便物の受け取りができる。まさに今の私たちにぴったりでした。

数あるバーチャルオフィスの中で、なぜワンストップビジネスセンターを?

とにかく比較しました(笑)。他社との違いが大きかったのは「郵便転送の柔軟さ」ですね。たとえば隔週のみの転送しか選べなかったり、急ぎのときに取りに行けなかったりするサービスも多い中で、ワンストップビジネスセンターさんは柔軟でスムーズ。実際、重要書類をスピーディーに受け取れて助かっています。

もうひとつ大きかったのは、全国展開していて信頼感があることです。事業用の銀行口座を開設する際にも「店舗がないのでは?」と懸念される場面があったのですが、契約書と公式サイトを提示したらすぐに理解してもらえました。

実際にワンストップビジネスセンターを使ってみた感想は?

結論から言うと、「全く困らないし、むしろ快適」です。会議室もよく利用していますが、名刺や署名に記載されている住所と同じ場所で打ち合わせできるので、来訪者も迷いません。予約もネットで簡単に取れますし、今のところ不便を感じたことはないですね。

郵便対応の丁寧さも含め、裏方の仕事にしっかり手間をかけている印象があります。実際にスタッフの方々が手作業で丁寧に仕分けをしてくださっていて、そこに信頼を置けるからこそ安心して利用できます。

バーチャルオフィスだと信頼性が不安、という声もあります。

実際に「会社が実在しないんですか?」と言われたこともあります。でも、きちんと説明すれば皆さん納得されますし、何よりこちらが誠実にビジネスをしていることを示すことが大切だと感じます。

私たちも、取引先や金融機関に対して、契約書や法人情報、ワンストップビジネスセンターの資料などを提示し、十分な理解を得ることができています。

ミッションは「未病」の認知を社会全体に

今後、事業をどう展開していきたいと考えていますか?

今はとにかく、余計なコストはかけずに、開発や研究にリソースを集中させたいと考えています。最終的にはリアルなオフィスを構え、スタッフを増やしてさらに事業を拡大していきたい。そして「未病」の認知を社会全体に広げていくことが私たちのミッションです。

最後に、バーチャルオフィスの導入を検討している方へ一言お願いします。

最初は不安もあると思いますが、実際に使ってみると本当に便利で、何の支障もありません。コストを抑えて事業に集中したい方、自宅住所を出したくない方には、バーチャルオフィスは非常に有効な選択肢です。ワンストップビジネスセンターさんのように信頼できる運営体制があるところを選べば、きっと安心してスタートできると思いますよ。

未病という新たな領域に挑む株式会社TANSAQの歩みは、同じように起業を目指す方々にとっても大きなヒントになるはず。「必要なときに必要な機能を、信頼できるサービスで補う。」ワンストップビジネスセンターは、そんなスタートアップの頼れる伴走者になれたらと思っています。

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