MENU

全国店舗一覧
気軽に電話で相談

田中翔さん

納期と品質を守り、使いやすさにこだわるWeb制作の大工さん

見やすさ・使いやすさを追求し、サイト制作の企画に責任もって応える田中さん。今回は、現在の事業内容や仕事への想い、そしてバーチャルオフィスの利用経緯や利用した感想について、お話を伺いました。

田中 翔さん

合同会社UXCentra 代表

東京都練馬区在住
ご利用店舗:ワンストップビジネスセンター池袋店

焼肉店で店長として7年間勤務後、開業資金の準備を行いつつプログラミングスクールでWeb制作(フロントエンド)を学び、31歳で独立。主にwebデザイン企業やWebマーケティング企業のバックオフィスとして、コーディング業務をサポート。

伝わること、伝えることがWebサイトの本質と考えるようになり、Webアクセシビリティについて学び、WebサイトのUXの向上やクライアントへのアドバイスなども行う。

独立後、右肩上がりで売上が推移していたところ、社会情勢の変化で売上が急激に落ち込み、法人をやむなく廃業するという苦い経験を持つ。現在の法人では積極的に新規取引先を増やす活動を行っている。

納期と品質に責任を持つ心構え

田中さんの事業内容を具体的に教えてください

Web制作事業をやっています。一般的にホームページ制作は企画が立ち上がり、デザイン、制作と進んでいきますが、最後の組み立ての部分が僕の仕事です。不動産で言えば、設計士が設計というデザインを作った後に組み立てる大工さんのようなイメージです。

お仕事の中で一番の強みにされているところはどんなところですか?

一番は、ちゃんと連携を取って納品するという責任感です。納品物と納期に対する責任を大切にしています。また、Webに触れる方は様々な方がいますので、アクセシビリティにも配慮した見やすく使いやすいWebサイトを作ることを心がけています。

バーチャルオフィスを使おうと思ったポイントは何ですか?

ランニングコストを下げるためです。オフィスを借りると月に5万円から10万円ほどかかりますが、バーチャルオフィスならずっと安く済みます。パソコン一つあれば仕事ができるのに、そこにコストをかけるのがもったいなく感じてくるんですよね。賃貸借契約で自宅である賃貸マンションでは法人登記ができないという問題もありました。自宅で仕事ができるのに、登記のためだけにオフィスを借りるのもしんどいなと。

バーチャルオフィスを選ぶ際に何を比較しましたか?

かなり多くのサービスを比較しました。事業を始めて9年ほど経ちますが、事業を始めたばかりの頃は信用度の高い一等地の住所が必要だと考えていたため、渋谷の駅前のオフィスビルに入るレンタルオフィスを利用していました。ただ、実際に使ってみると、場所の知名度や立地よりも、コストとサービスのバランスが重要だと感じるようになりました。私にとって必要最低限のサービスは、法人登記ができることと、郵便物の転送ができること。この2点を軸に、コストパフォーマンスを重視して比較しました。

必要な機能がパッケージ化された安心料金

ワンストップビジネスセンターに決めた決め手は何ですか?

コストとサービスのバランスが非常に良かったところです。他社では基本料金が1,000円くらいと安く見えても、郵便物転送などのオプション1回つけただけで、一気に2,000円以上になるケースが多く、結果としてコストがかさむことがありました。その点、ワンストップビジネスセンターは必要な機能がパッケージ化されていて、それでも価格が抑えられているという分かりやすさが魅力でした。
 

特に、法人登記すると、その住所宛てに官公庁や社会保険事務所からの郵便など、必ず受け取りたいものも多く届きますが、週に1回無料で転送してくれるのはとても助かります。サイズによっては別途料金かかる場合もありますが、ビジネス上必要なサービスが一通り揃っていて、かつ料金も抑えられている点に安心感がありました。

実際に使ってみた感想を教えてください。

期待していたとおり、シンプルで使いやすく、必要な機能が過不足なく揃っていて、大変満足しています。以前利用していた他社では秘書サービスなどもありましたが、私の業務ではそこまで必要性を感じませんでした。とはいえ、今後さらに忙しくなってきたら、スポットで秘書サービスを利用できるオプションがあるのは心強いですね。
 

さらに、交流会やセミナーを定期的に開催してくれる点も魅力に感じています。先日参加したWebクリエイター向けの交流会では、思いがけないご縁がありました。

そのご縁について、差し支えなければ詳しく教えてください。

参加者のお一人と意気投合し、交流会の直後にお声がけいただいて、実際にWeb制作のお仕事を受注しました。デザインがまだ固まっていない段階からご一緒したのですが、交流会から1か月後には納品まで終えたというスピード感でした(笑)

交流会に参加しようと思ったきっかけは何ですか?

一番の理由は売上を伸ばしたかったからです。横のつながりを増やすことで、ビジネスの幅を広げられるのではと考えたんです。お互いに助け合える関係を築ければ、自分が支援できる場面もあるでしょうし、逆に自分が困ったときにサポートをお願いすることもできると思います。
 

実際、一人で活動していると仕事量のコントロールが難しいこともあるので、信頼できる方とのつながりは大きな安心材料になります。

ワンストップビジネスセンターに期待することはありますか?

交流会には本当に期待しています。ワンストップさんの強みだと思います。同じような立場の人が集まる場所なので、横のつながりを作る機会として貴重です。交流会は10人から20人程度の規模が理想的で、業種がバランス良く混ざっているとより効果的だと思います。

これから起業しようとしている方に一言お願いします。

私が起業したのは今から9年ほど前ですが、その当時と比べて、今はオンライン環境がものすごく整ってきています。サービスもどんどん細分化されていて、時間もお金も以前よりかからずに起業できるようになりました。
 

例えば、以前は株式会社の設立に100万円の資本金が必要でしたが、今では1円からでも設立できます。もちろん、資金面での課題は残りますが、まず立ち上げてみるということがずっとやりやすくなっていると感じます。
 

ただ、ビジネスは「立ち上げて終わり」ではなく、継続していくものです。だからこそ、毎月のランニングコストと売上のバランスをしっかり見ていく必要があります。自分にとって何が本当に必要か、何にコストをかけるべきかを見極めることが大切です。
 

その点で、バーチャルオフィスはとても魅力的な選択肢だと思っています。ネットでは「バーチャルオフィスだと銀行口座が作れない」といった古い情報も見かけますが、実際にはスモールビジネスを始めるうえで、銀行口座を作るのに問題は感じませんでした。
 

もちろん、融資を受ける場合など、実体のある事業所を求められるケースもあります。私も日本政策金融公庫に相談した際には「バーチャルオフィスだと厳しいかも」と言われた経験がありますが、信用金庫ではバーチャルオフィスだからといって断られることはありませんでした。事業の内容や規模によって対応が変わるので、あくまで「自分のビジネスに必要なものは何か」を軸に判断することが大切です。
 

ネットにある情報に流されるのではなく、自分の目で見て、確かめて、必要なら一度試してみる。たとえば、いきなり高額な契約をせず、必要になってから段階的に拡張していくという考え方でも十分だと思います。
 

最近は「副業」や「パラレルキャリア」といった働き方も増えてきました。終身雇用が当たり前ではなくなった今、会社に勤めながらでも小さく始められる起業の形がある。バーチャルオフィスは、そうした「ちょっとやってみよう」という人の強い味方になると思います。
 

ぜひ、情報収集をしっかりして、自分に合ったスタイルで、一歩を踏み出してみてください。経営者がどんどん増えていくことを、心から応援しています。

Web制作の大工さんとして、確かな責任感で納品を守り、使いやすさを届ける田中さん。ワンストップビジネスセンターのバーチャルオフィスも、その挑戦を支える大切な基盤となっていました。

そのほかのお客様の声

お問い合わせ・お申し込み

カスタマーセンター 03-4530-0370 電話受付時間 平日 10:00~17:30(年末年始を除く)
  • 30日間完全返金保証制度
  • プラン変更・店舗変更可能
  • キャンセル手数料一切なし