星崎友祐さん

クライアント数社に対して、web制作のディレクションを中心に行っています。在宅でのリモートワークが中心ですが、コワーキングスペースやカフェを活用して仕事することもあります。都内には月に数回出張し、リアルな商談などを行うこともあります。

静岡県内のweb制作会社にてエンジニアとして勤務した後、自分をさらに成長させたいと2016年に東京に上京しました。3年間、都内の制作会社にてwebデザイナー兼エンジニアとして勤務した後、2019年にwebディレクターに転身して4年間勤務しました。

2021年7月、時間や場所に捉われない自由な働き方を目指し、フリーランスとして独立しました。

地元のクリエイターたちが地元に残りながら仕事ができるように、制作拠点を富士市に作れたらと考えています。私が今の仕事を始めた当時は静岡県富士市でweb制作の仕事は多くなくて、それが理由で上京をしました経緯もあったためです。

また、富士市にUターンして地元の良さを再確認できました。富士市の農産物やその加工品、工芸品やここでしかできない体験を、県内外にPRしていける仕事に関わりたいとも思っています。

常に思っていることですが、勤務した会社の売上や都合に捉われず、自分を信頼してくださるお客様と共に楽しくお仕事できることが理想ですね。

オフィス共有サービスの利用を検討し始めた頃は、取引先の近くがよかったのでワンストップビジネスセンターの渋谷店、五反田店を考えていました。でも、渋谷店は郵便物の直接受け取りの時間の指定があったのと、五反田店は受け取りが青山本店の方になるとのことで、それならば青山本店の方が都合良さそうだなと思ったのが理由です。

また、青山に寄り道をすることで都会の空気を感じて、気分転換にもなりそう思い青山本店を契約しました（笑）。

コワーキングスペースや私書籍も含め、他のオフィス共有サービスと比較しました。ただ、コワーキングスペースは私の通いやすい範囲で郵便物の転送をしてくれるところが少なく、月額の契約も高いので断念しました。私書箱は料金が安いのですが、こちらも郵便物の転送サービスがないのと、仕事で使うには受け取れない書類が多すぎて断念しました。

比較しましたが、安すぎる運営会社は選択肢から外しました。正直なところ、安さを前面に出した謳い文句ばかりで信頼感を感じなかったからです。法人登記する住所はビジネスで利用するものになるので、信頼は絶対的に大事だと思っています。

突然のサービス停止や法人登記住所の変更等が発生するなどトラブルは絶対に避けたいですし、
怪しい事業者も契約していて同じ住所を使っているなんてことがあったら、こちらの信用を落としかねません。

私が見た安い運営会社のwebサイトは大事な情報にすぐに辿り着けず不信感を感じました。私がwebの仕事をしているのでなんとなくわかるのですが、わざと細かい説明を省いているのかなと気になりましたね。

有料の郵便の転送料金がいくらなのか、トータルの月額費用はいくらなのか、郵便物は店舗で受け取りできるのか、低価格の理由、スタッフ体制は大丈夫なのか。

このあたりの情報が明確ではなく、自分で計算しないとわからない料金形態だったり、調べてもすぐ出てこない情報が多すぎて、とても不安になりました。

私自身が信用できない会社に事業用の住所を借りることはできないな、と思ったのが本音です。

ワンストップビジネスセンターはwebサイト上で代表者方やスタッフの顔が見えますし、各自治体と協定を結んで起業家支援に取り組むなど、信用できると思ったのが一番の決め手です。

創業も長く、全国に店舗を持つ運営会社という点も安心材料でした。

私の場合の利用用途が「住所」と「郵便物の転送」だったので、月額の費用に対してどのぐらいのメリットがあるのかなと思っていました。

まず安心して住所を借りられているので、これが最大のメリットだなと思いました。郵便物の転送も通知が来てから確認して週１の転送か即日の発送かを選ぶだけなので、とても便利だと思いました。

その他にも、法人化の際の契約変更等で何回もカスタマーセンターの方ともやりとりをさせていただきましたが、対応がとても丁寧で安心できます。

法人カードの作成時もワンストップビジネスセンターから会員向けの案内が届き契約をしましたので、そういった案内が届くこともとてもありがたいです。

私の場合、地元の静岡県富士市に戻って法人化したので、東京で法人登記していると、地方銀行では法人銀行口座の開設ができませんでした。そのため私はネットバンクをメインの法人銀行口座にしています。個人事業主のフリーランスは個人口座なので問題ないと思います。

ネットバンクですと社会保険の口座振替ができなかったり、金融機関から送金ができないため融資の受け取りができない問題が発生するんですよね。そのため、私はもうひとつ都市銀行の法人口座の開設も行いました。

個人でも都市銀行の口座を利用していると、法人口座開設の審査に幾分か良い影響があるようです。

地方にも都市銀行の窓口があると思いますので、法人設立も見据えてワンストップビジネスセンターを契約される方は、個人でも都市銀行の口座の開設と活用をおすすめいたします。

ワンストップビジネスセンターに対してではないですが、オフィス共有サービスの住所で法人登記を行うことで、銀行からの融資の際に問題が発生しました。

個人事業主時代に今後の事業展開を見据えて信用金庫から借入をしました。法人化して借り入れ債務の引き継ぎを個人から法人に対して行おうとしたところ、青山本店の住所へ登記している法人ではその信用金庫は取引ができないと言われてしまったんです。

幸いにも別の金融機関で借り換えのような形でサポートいただいたのでなんとかなりましたが、オフィス共有サービスはメリットばかりではないのでうまく活用していくことが大事だなと思いました。

自治体の起業支援金は活用していないのですが、関東から富士市に戻ってくる際に移住者向けの助成金を利用しました。関東からの引越しだとそれなりに引越しの費用がかかるので大変助かりました。

私は関東から地方に移住したので、地方移住者向けプランとして、登記用などで使う用の地方住所と名刺等に利用できる関東住所の2つの住所が使えるプランがあると嬉しいなと思います。

サービスの利用者がたくさんいらっしゃるのでその方達がどのようにワンスットプビジネスセンターを活用しているか興味があります。もしかすると私のように困っている方もいらっしゃるかもしれないので、そのような方へ何か案内ができる方法があると、多くの方が便利にワンスットプビジネスセンターを活用できるのではないかなと思います。