なかつかあかねさん
グラフィックレコーディングとファシリテーションで会議を変える - 元看護師が語る新たな挑戦
対話デザイン事業(グラフィックレコーディング・コーチングなどを活用した会議などの運営サポート事業)をされているなかつかさんにインタビューしました。ワンストップビジネスセンターに感じた安心感が利用のきっかけになったそうです。価格や郵便転送サービスも決め手になったとご評価いただきました。
なかつか あかね
合同会社かくはなす 代表
北海道千歳市在住
ご利用店舗:ワンストップビジネスセンター札幌大通西店
北海道出身。自衛隊中央病院高等看護学院卒業。看護師として約5年間勤務した後、専業主婦を経て、2019年よりフリーランスへ。2020年より市民団体として女性起業支援事業の実施や個人事業としてグラフィックレコーディング事業を行う。
2020年から環境問題に目を向けるようになり、市民目線での環境保護活動を始める。2022年から千歳市環境課と協働で子供向け環境教育事業「学ばさるプロジェクト」を行い、現在は、千歳市の「ちとせゼロカーボンプロジェクトチーム」の委員として市政検討にも参加している。
会議で感じた「発言の重要性」がきっかけに
事業の概要をお聞かせください
事業内容は、グラフィックレコーディング、ファシリテーション、コーチングです。これらを組み合わせることもあります。
グラフィックレコーディングとは、会議やプレゼンの内容を絵や図形などのグラフィックを用いてまとめる手法のことです。グラフィックレコーディングに4年間ほど取り組んできた中で、誰もが安心して会議の場で発言できることがとても大切だと思ったんです。それで、グラフィックレコーディングの他に、ファシリテーションも事業内容として組み込み、会議全体に伴走できる事業を始めました。
グラフィックレコーディングの参考例を拝見させていただきました
これは企業文化とマネジメントをテーマにしたパネルディスカッションの時のものですね。他にも起業セミナーなどにも提供しています。
会議の心理的安全性や生産性を高めたいというのがきっかけだったんですね
そうですね。最近、市民参加型の会議でもダイバーシティ&インクルージョンというようなものが注目されてきています。
ただ、折角多様な人が集まっても、実際に会議がスタートすると、テンプレート的な展開になることが多いんです。最初にスライドでざっと趣旨を説明して「質問ありませんか」って聞くだけ。これでは意見も出しづらいですよね。でも実はみんな意見を持っているからわざわざ参加しているんです。これでは逆に不満が溜まってしまいます。
そんな会議に参加する場面が結構多くなったので、これを良くしたいなと思ったんです。
販売先は自治体などが多いのでしょうか
もともと自治体がメインターゲットになると想定していましたが、今は民間企業からも依頼を頂戴しています。特に、対話が重要になってくる会議時にニーズがあります。最近だと、各ステークホルダーとの対話が重要になる、カーボンニュートラルに関する討議の際にお声がけいただくことが多いです。
どのようにキャリアを描かれて今に至っているんですか
実はこの仕事をする前は看護師だったんです。ただ、結婚や妊娠出産などライフステージの変化もあり、看護師を10年ほど前に退職しました。
クラウドソーシングでのライターなど、様々なお仕事をポツポツとする中で、少しずつまとまった仕事の時間を確保できるようになり、改めてアクセルを踏んで今に至ります。
個人情報を守る観点から利用を検討
ワンストップビジネスセンターを検討し始めたきっかけを教えてください
2023年の10月ぐらいに個人事業の法人化を考え始めた頃、個人情報を守る観点から利用を決めて、具体的に事業者選びを始めました。11月ぐらいには、月額利用料が900円くらいの別の事業者と契約しようとしていました。
ただ、規約を見た時に、「倒産などの事業者都合で登記住所を再び変更する場合、全部ユーザーの責任になる」という記載があったり、いくつか疑問に思うことがあったので改めて慎重に検討し直しました。その際にインターネットで検索して、ワンストップビジネスセンターを見つけました。
最初はご不安があったんですね
はい。ただ、ワンストップビジネスセンターさんに連絡したら、見学もできますよとご案内いただきました。第一印象は「ここなら安心かもしれない」でした。
価格はその前に検討していた業者とは違いましたが、「自分の選択基準は価格だけではない。安全性が自分にとっては重要」と感じたばかりだったので、その価格差であれば、安心感と天秤にかけたときに許容範囲だなと思いました。
実際に見学されていかがでしたか?
2024年始に見学に行った際に、すごく丁寧にご説明してくださいました。不明点なども本当に全部解消したんです。実際に仕組みとしてもすごく洗練されていることがわかり、「あ、ワンストップビジネスセンターにしよう」と即決しました。
在宅ワークをベースにしたワークスタイル
ちなみに、シェアオフィスなどはご検討されましたか?
あまり積極的に検討しませんでした。これはワークスタイルの観点からです。私は家で仕事することが多いんです。仕事をするために外に行くのも手間ですよね。書類なども広げて作業したいタイプなので、自宅が向いています。基本在宅で、アポイントが入れば外に出てという感じです。
当社の決め手を3つ挙げるとしたらどこですか?
安心感、価格、あとは郵便転送です。転送指示のシステムは、メールで教えてくださったりなど、恐らく手間をかなり軽減してくださってるんだと思います。
当社にお求めの改善点があれば、ぜひ教えてください
改善点、本当に浮かばないですね。とても助かっています。強いて言えば千歳市に出店してほしいです。
出店計画の参考にさせていただきます。インタビューへのご協力ありがとうございました