
清水純郎さん
北アルプスの麓で実現した、自分らしい働き方
高齢者福祉や介護、認知症、医療の分野に特化した出版・編集・デザインを手がける、株式会社harunosora代表取締役の清水潤郎さん。
福祉系出版社で17年間編集者を務めるなど長く業界で経験を積み、独立後は専門性を軸に編集・デザイン事業を展開してきました。現在は長野県大町市へ移住し、北アルプスを望む環境で、仕事と趣味の登山を両立する毎日を送っています。
今回はそんな清水さんに、これまでのキャリアや移住後の働き方、そして長野にいながらワンストップビジネスセンター川崎店を拠点にし続けるリアルな理由ついてお話を伺いました。
清水 純郎さん
株式会社harunosora 代表取締役
長野県大町市在住
ご利用店舗:ワンストップビジネスセンター川崎店
大学卒業後、福祉系出版社で17年間編集者として勤務。その後、出版社でさらに経験を積み、2011年に株式会社harunosoraを設立。高齢者福祉・介護・認知症・医療分野に特化した出版・編集・デザインを手がける。現在は長野県大町市へ移住し、北アルプスを望む環境で仕事と趣味の登山を両立。編集からデザインまで一貫して対応できる強みを活かし、専門性の高い制作を続けるとともに、地域に貢献できる仕事にも取り組んでいる。

専門分野に特化した編集者として独立
現在の事業内容について教えてください。
株式会社harunosoraとして、出版・編集・デザインを手がけています。高齢者福祉や介護、認知症、医療分野に特化した書籍やパンフレットなどの制作を中心に携わっています。
もともとは福祉系出版社で17年間編集者として勤務し、その後も別の出版社で経験を積んで独立しました。長年同じ業界で仕事を続けてきたことで、専門知識を深め、人脈を築くことができました。
起業されたきっかけを教えてください。
出版業界は長く厳しい状況が続いていたので、漠然と不安を感じていました。そんな中でも、これまで培ってきた経験や人脈を武器にすれば、組織に縛られず一人でも十分に勝負できるのではないか、と考えるようになりました。
さらにリモートワークが普及し、打ち合わせもオンラインで完結するようになったことで、「場所に縛られず働ける」と確信し、独立を決意しました。

編集からデザインまで、一貫制作という強み
御社ならではの強みを教えてください。
編集だけでなく、デザインまで一貫して対応できることです。
一般的には編集者とデザイナーは別の職種ですが、私は企画から編集、デザインまで全体を見ながら制作を進めることができます。
デザインを専門的に学んだわけではありませんが、長年興味を持って取り組んできたことが、今の強みにつながっています。

移住を機にバーチャルオフィスを利用
バーチャルオフィスを利用しようと思ったきっかけを教えてください。
以前から趣味だった登山を日常のなかに取り入れ、大自然をすぐそばに感じられる環境でゆとりを持って暮らしたいと考え、長野県への移住を決意しました。
実際に長野県へ移住するにあたり、本店所在地をどうするか考える必要がありました。長年川崎で事業を続けてきたこともあり、本店はそのまま川崎に置いておきたいと考え、バーチャルオフィスの利用を検討しました。
ワンストップビジネスセンターを選ばれた理由を教えてください。
いくつかのサービスを比較しましたが、プランや料金体系がシンプルで分かりやすかったことが一番の決め手でした。
また、全国に会議室や拠点があり、必要に応じて利用できる点にも魅力を感じました。
川崎店を選ばれた理由を教えてください。
税務署の管轄を変えずに済むことが大きかったですね。お客様に所在地をお伝えする際も、これまでと変わらず説明できます。
実際に利用してみた感想を教えてください。
とても満足しています。
特に助かっているのが郵便物の転送サービスです。長野に住んでいるので、毎週転送してもらえる仕組みは本当に便利ですね。
月に一度ほど川崎へ行く機会もあるので、今後は会議室も利用してみたいと思っています。

北アルプスを望む場所で実現した理想の暮らし
現在のライフスタイルについて教えてください。
平日は部屋の窓から北アルプスの美しい山並みを眺めながら仕事に集中し、休日は大好きな登山を思いきり楽しむ。そんな仕事と趣味の調和がとれた、理想の生活ができています。川崎にいた頃より、気持ちにも時間にも大きなゆとりが生まれました。
移住前は地方暮らしに少し不安もありましたが、実際に暮らしてみると困ることはほとんどありません。雪国ならではの大変さはありますが、窓を開ければすぐそこにある大自然から得られるもののほうが遥かに大きいですね。
長野で挑戦してみたいことはありますか。
これまで培ってきた編集やデザインの経験を活かし、長野で地域に貢献できる仕事に携わりたいと考えています。
地域の魅力を発信する仕事に、専門としてきた福祉・医療分野の経験も重ねていけたら嬉しいですね。
最後に、起業を考えている方へメッセージをお願いします。
会社を辞めるときは、多くの人から反対されました。それでも独立してみると、「もっと早くやればよかった」と思うほど充実しています。
もちろん独立には経験やスキルが必要ですし、収入の波もあります。しかし今は、一人でも場所に縛られず働ける時代です。
今いる環境が当たり前だと思い込まず、やりたいことがあるなら健康で動けるうちに挑戦してほしいですね。

取材を終えて
今回お話を伺って印象的だったのは、清水さんが何度も口にされていた「もっと早くやればよかった」という言葉でした。
独立も移住も、多くの人が「いつかやりたい」と思いながら先延ばしにしてしまうものです。しかし清水さんは、長年培ってきた専門性と信頼関係を武器に、その一歩を踏み出されました。
北アルプスを望む環境で、好きな仕事を続けながら趣味の登山も楽しむ。そんな瑞々しい暮らしぶりは、バーチャルオフィスを賢く活用すれば「仕事の質や人脈を保ったまま、理想のライフスタイルが実現できる」という、新しい生き方の実例を鮮やかに示してくれます。
好きな場所で、自分らしく働き、自分らしく暮らす。仕事もプライベートもどちらも妥協せず、自分軸で人生をデザインするその姿が、強く心に残りました。


